東工大海外旅行研究所
☑この記事で台湾の駅スタンプ事情が5分でわかります!
台湾にも駅スタンプがある

日本ではおなじみの駅スタンプ。JR、私鉄など多くの駅で駅スタンプを扱っていますね。
実は台湾にもほとんどすべての駅に駅スタンプが存在します。

しかも種類も豊富。各駅には大体3つ以上のスタンプが置かれています。
台湾には「台湾高速鉄道」「台湾鉄道」「台北メトロ」などが主流の路線ですが、どれも個性的なスタンプばかり。
筆者は2023年8月/2024年9月に訪台をし、たくさんの駅スタンプ収集をしてきました!
今回は台湾の駅スタンプの近況と収集のコツなどをお伝えします。それぞれの駅スタンプを見ていきましょう。
台湾鉄道についてこんな記事もあります!
【台湾高速鉄道】
いわゆる台湾新幹線のことです。

南港から左営を結ぶ新幹線でおよそ10の駅からなります。
さっそくですが、駅スタンプは全駅にあります。


こんな感じに黒く中心部に駅名が書かれている統一形式のスタンプです。比較的サイズは小さいです。
設置場所
高速鉄道は駅の改札外に黄色の「インフォメーションセンター」が設置されており、そこに置かれています。

日本では改札の窓口近くにある場合が多いですが、台湾の場合は
切符売り場の有人窓口や案内所
に設置されていることが多かったです。
ですのでスタンプを探す際はインフォメーションマークを見つけるといいと思います。
駅の改札の外にあると思ってください。
【台湾鉄道】
いわゆる在来線。日本でいうと国鉄とかJRなどのイメージです。

駅スタンプは全ての有人駅にありました。
種類がたくさんあり載せきれませんが、絵柄が統一されているものがあり、日本のスタンプに酷似していますね。



(左上 台北駅 右上 松山駅 下 花蓮駅)
台湾全土で絵柄が統一されています。集め甲斐があるスタンプといえるでしょう。
さらには、


こんな感じの統一された絵柄のスタンプもありました。見ていて飽きません。
ほかにもさまざまなタイプのスタンプがあり、目が離せません。

何種類ものスタンプが各駅にありました。色は黒か青が多いです。
面白かったのが、各駅に「○○駅到達証明印」という文字だけの小型はんこもあったこと。おそらく切符に押して無効印代わりにするものであると思います。

設置場所
基本的に改札外にありますす。
切符売り場の有人窓口の横、改札外にあるスタンプ台でした。
改札外で、きっぷを発券してくれる有人窓口の横らへんの台に置かれていることが多いです。

スタンプだけなら列に並ばずに横入りしても大丈夫そうな雰囲気でした。
ちなみに台北駅は地上1階の一番大きな切符売り場の横です。
例外としては
改札口で駅員が保管している場合(台中駅)、
東西両方の改札にスタンプがあった(瑞芳)、
改札内にあった(磯渓)
というパターン。
だいたい駅員さんに「station (memory) stumps」とか言えば通じます。
日本と似ていますね
【台北メトロ】
次に、台北の地下鉄です。台北に6路線があり、東京メトロのようにカラーリングがされているのが、特徴です。
地下鉄では飲食禁止なのでご注意!

ちゃんと全駅にあります。色は各路線のカラーに対応しています。


乗換駅は路線ごとにスタンプがあるのではなく、1種類のみのスタンプが置かれ、色は黒色になっていました。

設置場所
改札外に意見箱を兼ねたスタンプ台があります。
銀色のステンレス製の台なので発見しやすいと思います。
いくつも改札がある駅では、同じ図柄のスタンプが各改札ごとに整備されている場合があります。(中正記念駅など)
追記:
2024年に訪台した際、駅スタンプは全て改札の窓口管理になっていました!
改札内、改札外の両方から駅スタンプを押すことができますが、駅員とコミュニケーションをとる必要がでてきます。
台北の観光地はこの記事をチェック
【そのほか】
高雄の地下鉄にもスタンプがあります。小さくてあまりかっこよくないようなデザインでした。

改札外にあります。色は路線カラーと関係がありませんでした。図柄もあまり統一されていないです。
桃園メトロにもありました。

ダサい気もしますが、スタンプの絵柄はだいたい統一されています。桃園メトロのスタンプは変な人間がどの駅にも描かれています。
改札外に設置されています。
【番外編】
日台友好スタンプというものもあります!
というのは台湾鉄道が日本の鉄道とコラボし、その記念に作ったものらしいです。
例えば、

松山駅のスタンプです。
日本の愛媛の松山駅が書かれています。台湾の松山駅とJR四国のコラボ作品。
感動もののスタンプですね!
ほかにも、近鉄と台湾鉄道のものが台中にありました。
【まとめ】
台湾は駅スタンプ大国です。駅スタンプの密度だと、台湾のほうがすごいかもしれません。
日本の鉄道ファンはぜひ、駅スタンプ目当てでもいいので台湾を訪れてみてほしいですね。