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【ドイツ】2024年ニュルンベルク みどころ5選 最新の観光案内&散歩コース

 

はじめに

 

ドイツ・バイエルン州の中心都市ミュンヘンからICEでおよそ1時間のところに位置している「ニュルンベルク」。

中世から続く伝統ある、ドイツ史にとって極めて重要な都市で、神聖ローマ帝国帝国する伝統的な都市です。

帝国会議が最も多く開かれ、歴代の神聖ローマ皇帝が居住・滞在したニュルンベルク城を有します。

市内中心部がドイツらしいかわいい建物であふれているという観光には最高のロケーションの都市です。

そんなニュルンベルクはまさに散歩やショートトリップに最適な都市と言えるでしょう。

今回はそんなニュルンベルクの観光ポイントや、おすすめルートを紹介していきます。

 

ニュルンベルクの地図

←青丸が中央駅

↑上の写真がニュルンベルクの中心部の地図です。

観光スポット・レストラン・お土産屋が密集しているのが、上の赤丸で囲まれているエリアです。おもちゃのような古い町並みですばらしいです。

ニュルンベルクの街並み

日本の京都も古都として世界的に有名ですが、京都は近代的な建物を擁する都市でもありすが、ニュルンベルクは、すべてが古い建物であるという特徴を持ちます。

それがニュルンベルクの最大の特徴ともいえます。

それではニュルンベルクの旅に行ってみましょう。

 

①中央駅ーオペラハウス

ニュルンベルク中央駅は、中心部の南側にあります。

ニュルンベルク中央駅 (Haupt Bahn Hof)

中央駅にはコインロッカーや、スーパーマーケットがあるので、観光を始める前に休憩もできるちょうどいいスポットですね。

 

まずはきれいな建物の「オペラ座」に進みましょう。

駅を出て、目の前の道路を左に進みます。

 

そうすると、さっそく現れるのが、「オペラ座」です。

この建物の特徴は、

オペラ座

地下鉄がすぐ下を走っているという点です。

オペラ座の建物の見学と合わせて、この面白い構図を目に焼き付けてほしいものです。

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②聖ローレンツ協会

次はニュルンベルクの象徴的な教会「聖ローレンツ教会」を目指しましょう。

   徒歩12分             

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中央駅からも直接アクセスできます。

オペラ座を出るとすぐに、

城壁

市街を囲む城郭をくぐります。城壁をくぐり道路を歩いていくと、広い道に出て、目の前に現れるのが、聖ローレンツ教会です。

ローレンツ教会

  営業時間:9:00~17:30 入場料 0€            

  所要時間 30~60分          

定休日なしだが日曜は営業時間が短縮

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ローレンツ教会は受胎告知で有名なオブジェを見学できます。

ローレンツ教会は、ゴシック建築の教会で実際に建物を見てみると、かなりの高さがあることがわかります。

入口は正面の右側の側面にあり、扉を開けて入場して大丈夫でした。入場無料なのもありがたい。写真撮影は礼拝時以外は可能でした。

受胎告知

ローレンツ教会で見逃せないのが、受胎告知のオブジェです。天使や蛇が、マリアの妊娠を告知してくれる聖書の有名な一幕を、美しく表現していて、ヨーロッパらしいなんとも情緒的な雰囲気を味わえるのです。

牧師さんが来日したことがあるそうで、東京の話で盛り上がりました。

日本語の簡易的なパンフレットもあります。ドイツではかなり珍しい。

鏡や、絵葉書などのお土産も扱っているので、ゆっくりと鑑賞していきましょう。

 

③橋のある地区

ローレンツ教会の後は、橋が架かっている水辺の地区に進みましょう。

 

     徒歩8分      

観光時間 20~60分    

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上の写真で川沿いの赤丸で囲まれたエリアがおすすめです。

小川に古い橋が架かる情緒的な雰囲気が楽しめます。

橋や小川までもが映える街、それがニュルンベルクです。

フライシュ橋から見える風景は一品です。

ちなみに上の川をまたぐ通路は進入禁止になっていたので要注意です。

 

ニュルンベルク

ニュルンベルク

観光時間 60~90分                    

営業時間 4~9月 9:00~18:00           

     10~3月 10:00~16:00       

入場料 7€             

日曜年末年始 休館       

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次はニュルンベルク城、通称カイザーブルクです。

←城は一番北

ニュルンベルク城は市街地中心部の最北に位置し、かなり坂がきつくなっています。また、どこから登ればいいか苦労するので、あらかじめルートを確定させておきましょう。

日本の城のように、堀などが点在していて、平面図だとかなりわかりにくいです。一度、グーグルアースで航空写真を見ておくといいでしょう。

下の写真はルート例です。

青色が大回りして城の裏側から侵入するルート、赤が正面の坂を上っていくルートです。

おすすめは青のルートで濠やトンネルをまたいでいきます。

 

城内部について

城内部は7ユーロで有料です。ただ、無料ゾーンでも有名な建物やきれいな風景が見えるので、わざわざ入場料を払うまでもないと思うのが感想です。

この塔も無料ゾーンから見学できます。

石造りですばらしいですね。Sinwell Tower といいます。

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ほかにも、城を登った先に見えるのが、

この景色です。

ニュルンベルクがいかに伝統的な都市であるかがわかると思います。

 

一方で有料ゾーンでは、神聖ローマ帝国時代の剣類や書物が見られますが、すべて英語なので、ちょっとわかりにくいとまであります。

ちょっと固有名詞が多めの英語なので、ビジネス英語ができる人でもかなり苦戦すると思われます。私の東工大の英語力(当時はTOEIC740点)では歯が立ちませんでした。

 

⑤広場

所要時間 20~100分              

最後のみどころは、シェーナー・ブルネンという広場です。ここでは屋台やお土産屋が集中しているエリアなので、買い物や食事にぴったりです。下の写真の中心からやや上に位置しています。

広場は、

豪華な装飾が施されています。

周りは全てレストランや屋台なのでいろいろ物色してみるのがいいと思います。

お土産屋では、ドイツの建物の模型やオブジェが売られているので、そういうのを集めるマニア(私)にはもってこいいです。

安いと3ユーロからお土産を買えるのでお土産屋巡りも絶対に面白いと思います。

 

まとめ

ニュルンベルクは小さな町なのですべて散歩をして楽しむことができます。①~⑤の観光に要する時間はおよそ3~5時間なのでうまく時間を見つけてニュルンベルクを楽しんでみたいものです。

 

   ミュンヘンについての記事です

【ドイツ・ミュンヘン】ドイツ南部の港町 リンダウ の観光 - かもたん@東工大旅行研究所 (hatenablog.com)

【ミュンヘン】ドイツ版登山鉄道 ツークシュピッツェ登山鉄道の乗車体験記 - かもたん@東工大旅行研究所 (hatenablog.com)