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【台湾】淡水 台北からMRTで30分 雰囲気は長崎? 海辺の港町 「淡水」を観光する

 

東工大海外旅行研究所

☑この記事で台湾の淡水のみどころがよく分かります

はじめに

「淡水」

台北にはMRTと呼ばれる地下鉄のような路線が多く存在していますが、その中に「淡水信義線」という赤色の路線があります。

その路線の北端の終着駅が「淡水」と呼ばれるところで、運河のような川や、領事館など、さまざまなきれいな建物を見られる素敵な観光地となっています。

今回は、台湾の「淡水」を9月に訪れた際の訪問記を紹介します。

起点は「淡水駅」

観光の中心はMRTの終着駅「淡水駅」です。

淡水駅は台北駅を通る赤色の路線の終着駅です。「淡水」という行き先の列車に乗ればすぐに到着できます。

およそ台北の中心部から30分ほどの道のりです。

淡水駅付近では、左側の窓から海も見えるので、旅情を誘ってくれます。淡水駅からバスに乗ったり歩いたりして観光します。目安は4~5時間ほど。

それでは一つずつ見ていきましょう。

その1 淡水文化園区 - 殻牌倉庫

営業時間
月曜日以外:9:00~17:30
定休日:月曜日

https://maps.app.goo.gl/SdKNtbsPotQbh8qi6

淡水駅から徒歩5分ほどのところに位置している、淡水文化園区 - 殻牌倉庫です。

こちらは淡水が輸出港として栄えた名残で赤レンガの建物が海すれすれに立てられている雰囲気を味わうことができます。

ほかにも線路が構内に敷いてあったり、展示室が教室があったりと、市民の憩いの場としても楽しまれているようです。

こちらは一番隅にあるエリア。記念写真を撮るのに抜群の場所。

30~1時間ほど静かな雰囲気を楽しめるのです。

九分や十分の混雑に圧倒された人には、この静かな空間は安らぎを与えてくれる?でしょう。裏路地も充実しており、同行者はかくれんぼ?にいそしんでおりました。

バスで淡水のさらに奥へ

ここからは淡水の駅から北に2~3キロ先を目指していきます。

淡水駅の東側にバスターミナルがあり、様々なバスが発着しています。

観光スポットが多いエリアは、「紅毛城」と呼ばれる領事館付近にあり、有名観光地ですので、バスもたくさん発着しています。

バスに乗る際も、「紅毛城方面」と書いている列に並べば問題ありません。一番端のバス停です。

その2 淡水油車口木桟道

撮影場所→https://maps.app.goo.gl/AdgnUbA1byioH6APA

淡水の中でも海を最も楽しめるのが、このエリア。

バスに乗って、獣医研究所(https://maps.app.goo.gl/cP66HqmyfDP3qekPA)というバス停で降りると、上の写真のきれいな風景を楽しめます。

ほかにも波打ち際ギリギリまで歩けるスポットもあるので、晴れの日はぜひ訪れてほしいスポットになっています。

その3 紅毛城

次は「紅毛城」です。

https://maps.app.goo.gl/5Qbi4S8pKx5eToqW7←場所

紅毛城は清国の時代のイギリス領事官です。

営業時間
土日:9:30~18:00
平日:9:30~17:00

紅毛城には特異な歴史があります。スペイン要塞だったものが、清国の時代には領事館として機能するようになり、現在は一般開放されているというもの。

展望台から海が見えるところや、広い庭園があるなど、長崎のグラバー園にそっくりです。

緑/青/茶色のコントラストが素晴らしく、淡水に訪れた際にはかならず訪れてほしいスポットです。

同行者4人となかなか長い坂を上っていき、自販機のカルピスを飲み干すなど夏らしい思い出を作れました。

その4 淡水老街

最後は「淡水老街」です。

紅毛城から淡水駅まで歩いていく道上にあるのが淡水老街です。

ここには飲食店が並んでおり、

台湾料理や、イタリアンなど豊富な選択肢からご飯を決められます。

台湾の観光地のレストランは予約必須であったり、屋台が多かったりと、落ち着いて観光するのが難しい場所も多いですね。

淡水老街のレストランは時間がゆっくり流れていると感じさせてくれるほど、落ち着いており、台湾旅行のいい思い出となりました。

路地には古い教会などもならんでおり、みどころも豊富です。

また道中には廟もいくつかあり、いかにも「中華」という気品を感じされてくれるものでした。雰囲気は中華街のある長崎や横浜そのものです。

天気が良くないとつまらない?

しかしながら雨の日はつまらない気もしてしまいます。やはり海沿いの港の雰囲気が素晴らしいので、一日中雨が降るような日に行くのはもったいないですね。

屋内で過ごす施設の少ないので、雨の日の淡水は見送るべきな気がしてしまいます。我々一行もゲリラ豪雨に見舞われましたが、ゲリラ以外は晴れていたので、ゲリラを恐れる必要はそこまでいらないと思います。

まとめ

以上が、淡水の観光情報でした。

淡水を訪れたら必ず見てほしいエリアを凝縮させました。台北に飽きてしまったというかたにはうってつけの場所となっています。

ぜひ楽しんできてほしいものです。