東工大海外旅行研究所
☑この記事で九份観光の注意点をしっかりと学べます!
はじめに
台湾と言えば九份。それくらい、九份は全日本国民に親しまれている観光地ですね。
大学生グループの最初の海外旅行先としても人気な台湾。私の最初のグループ旅行先も台湾でした。
オーバーツーリズムの代名詞!
しかしながら国内旅行と同じノリで旅行しようとして意気揚々、九份に行こうとすると落とし穴にはまります。
今回はあまりネット上で話されることのない九份の注意点について語ろうと思います。
もちろん九份はいい場所ですが、幻想を抱きすぎないように、注意してくださいね。それでは見ていきましょう。
注意点①トイレってどこ?
九份は清潔な場所ではありません。ごみごみしています。
そのためか、トイレの場所が分からずにあたふた、というケースがたくさん見られます。
レストランに行けばトイレくらいあるのでは?と思う方も多いでしょうが、大半のレストランは半分屋台みたいなスタイルで、トイレなどどこにもありません。
トイレを貸してくれることもまれなので、しっかりとトイレの場所をリサーチする必要があります。
ということで公衆トイレを探すことになりますが、狭い路地から1本外れた道の中にあり、発見しにくいのと、大変汚いのです。
さらにはグーグルマップで公衆トイレと調べても3件しかヒットしません。(実際はもう少しありますが…少ないのには変わりありません)
屋台の人に聞くのが手っ取り早いです
解決策はただ一つ。九份にはいる前にトイレをすますことです。
おすすめなのが、バス停付近の展望台近くにある公衆トイレです。
バス停やタクシー乗り場付近に「展望台」の施設があり、誰から見ても目に留まります。
その一階にトイレがあったので、そこを必ず利用しておきましょう。
九份に行く際に多くの人が通るであろう、瑞芳駅にもトイレはありますが、汚いとのこと。(特に女子トイレ)
台湾のトイレはきれいではないので、妥協が必要です。駅のトイレも同様に汚いのです。日本に慣れた人々は要注意ですね。
注意点②飲食店が汚い?
さきほど言ったように高級カフェはきれいなものの、その他の大衆系のカフェやレストランはごみが散らかっていたり、回転率が速く、すぐに追い出されたりします。
ゆっくりと雰囲気を味わいたいというのなら、レストランの予約は必須ですね。
このようにオープン形式の店は机が汚いなどそういったこともあります。
テーブルがベトベトしていてやばい
しかし、ごちゃごちゃした感じを味わうのも九份の醍醐味なので、過度な期待はしないで、飲食店を探してほしいものです。
注意点③はぐれないように注意
九份はいろいろな店が多いので、お土産探しにはもってこいですが、それが原因ではぐれたりします。
会計している間に誰かがほかの店に行っている、とかいう原因で出会えなくなってしまうということがよくあるのです。
再集合しようにも、道が複雑なので、どこで集合するのかを指示だししにくくてなんとも難しい状況が続きます。
もしはぐれたら、「この四つ角」みたいな感じであらかじめ決めておくと楽ですよ。
人がとにかく多いので、スマホを見て連絡を取り合うのがとにかく地獄です……
注意点④帰りのバスに注意
夜の九份は激込みです。
帰りのバスはひっきりなしにやってきますが、それでも積み残しが出るほどです。
2024年夏現在では、バスの定員を無視して立客を乗せるようにしました。
帰りの道は坂道を高速で下っていくので車酔いが必至です。立っているとそれだけで体力を消費します。
腕がちぎれそうになる
九份から台北市内に戻るのには、
①バスで直通
②バスで瑞芳駅に行き、そこから電車
という二通りの行き方があり、もちろん楽なのは①のルートですね。
しかし、ずっと立ちっぱなしで①ルートに突き進むと、非常に疲れ、翌日の行程に響きます。
我々一行は、①の予定でしたが、急遽②にすることに。私が吐く寸前だったからですね。
②のルートを視野に入れて柔軟に行動すると、被害は少なくて済みますよ。
タクシーは捕まるのか
台北市内までの長距離ならタクシーを出してくれますが、瑞芳駅までなどの短距離だと乗車拒否されます。
したがって、高額運賃を払ってもよいならタクシーですがそうでないからバスで瑞芳駅まで10分ほど我慢したほうが賢明です。
乗車拒否がよく行われるそうです
他の台湾の観光地の記事もあります!
まとめ
九份は有名観光地ながら気軽に行くと、とんでもない目に遭う危険性があります。
・スリ
・はぐれる/電波悪い
・トイレが汚い
・休めない
・酔う
事前にどの辺のレストランに行くかなど、しっかりと話し合って、訪れてほしいです。高級レストランやカフェの予約を済ませると良い感じに休憩も兼ねられるので、ごみごみした雰囲気が苦手な人ほど、計画的に訪れると良いでしょう。