東工大海外旅行研究所
☑この記事で北投温泉の観光の情報を4分でお伝えしていきます!
はじめに
皆さんは、台北の有名温泉街「北投」(ベイトウ)温泉をご存じでしょうか?
北投温泉は台北の市街地から北に数キロ行ったところにある温泉街です。
台湾にあまり温泉のイメージはない気もしますが、台湾も日本同様、火山に囲まれた国なのでしっかりと温泉もあり、さらにこの温泉は、日本が開発した経緯があることもあり、日本らしい雰囲気も味わえるとのこと。
私は同期の大学生3人とともに、2024年9月に行ってまいりました。
地熱谷やグルメなど、温泉街らしくて面白そうなスポットも目白押しです。
今回は台湾の北投温泉の観光を見ていこうと思います。
アクセス
北投温泉は台北MRTの赤色の路線「淡水信義線」によって簡単にアクセスできます。
台北駅から、「新北投」行きや、「淡水」行きに乗り込み、途中(もしくは終点)の新北投駅で下車します。
そこからわずか一駅の支線に乗り換え、終点、「北投」駅で下車をする、という感じです。
台北の中心地からもわずか30分ほどでアクセスできる好立地となっています。
駅から温泉が密集しているエリアまでは歩いて7~10分ほど。
駅から一番遠くにある地獄谷も歩いて15分ほどなので、すごく立地に恵まれている温泉街になりますね。
地獄谷へ
さっそくですが、まずはから北投温泉の目玉観光地「地熱谷」へ行ってみたいと思います。
まずは北投駅ですが、立派な高架駅となっており、駅には大きな装飾も施されているなど圧倒的ですね。
まずは地熱谷を目指して歩いていくことになります。
雨足が強くなってきました。本日の午後は台北では雨が降るということで、雨が降っても楽しめる温泉街に行こうと決意したわけですが、道が意外と狭かったり、もの寂しかったりと、ちょっと欝な感じがします。
地獄谷へアクセスするには、小さな緑道中を進んでいき、途中には硫黄の香りがする川を渡るなどアトラクション的な側面まであります。雰囲気は、「城崎にて」という感じでしょうか。
観光案内所
地熱谷へ分岐する地点に差し掛かってきました。
いくつかの屋台というか商店が並び活気あふれる場所になっていました。アイスクリームを食べたり、甘いお菓子をたしなめたりするということで、帰り道に寄ってみることに。
途中の観光案内所でお土産を購入。
硫黄の粉末を購入。暗闇に光があたるときらきら光るそうです。(光りませんでした)黄色でめずらしげな色をしています。
地熱谷に到着
蒸気がもくもくと湧き出る神秘の青い池っていう感じですが、意外とこじんまりとしています。池の周りは一周できます。雨は依然強いですが、雨のなか湯気が立ち並ぶ風景に圧倒されました。
地獄谷近くにスイーツが食べられる場所があり立ち寄りました。抹茶のアイスを食べ休憩です。ここで我々一行のうち一人が入浴したいと言い出しました。
日帰り入浴探し
北投温泉で日帰りできそうな温泉を探しに温泉街をさまよいましたが、期待通りの結果は得られず。台湾には日帰り入浴の文化はないようです。
ただ道中には高級そうな旅館「熱海大飯店(あたみホテル)」があり、「あたみ」という読み方に爆笑してしまいました。
さらに、
道後温泉と偽物みきゃん、坊ちゃんとマドンナがお出迎え。
ちなみに、約2200円NTD)NTD)の日帰り入浴を見つけました。高い割には面白くなさそうなので、お勧めできません。日帰り入浴は日本独自の文化なのでしょうか。
足湯探し
温泉街に行ったのならば足湯の一つくらいは利用したいですよね。
一応、足湯もありました。復興公園泡脚池と呼ばれる場所です。復興公園で検索するとグーグルマップにも表示されます。
駅から地熱谷に行く道とは反対方向に400mほど進みます。
https://maps.app.goo.gl/LCBaB6VkgJx8Y5vp6
それがこの足湯。
日本のそれとは雰囲気が明らかに違っていますね。角ばっていてあまり風情がない感じです。
台湾の足湯は、足を備え付けの水道で洗ってから入るというマナーがあります。
さらには、足湯は腰くらいまでの高さがあるのも驚きです。台湾のちょっと変わった文化も知れてうれしい限りです。
ただ衛生状態はかなり悪いでしょうね。
まとめ
今回は北投温泉についてレポートしました。
日本の温泉街とは風情がちょっと異なっていて、過度な期待はしないでほしいですが、地熱谷や足湯など独自の文化や自然にも触れられるのでおすすめです。
雨が降った時でも楽しめるのでぜひ足を運んでみてくださいね。