東工大海外旅行研究所
☑この記事で香港エクスプレスの座席指定をするか否かが分かります
はじめに
香港のLCCといえば香港エクスプレス。紫色のロゴと「e」をかたどったマークが特徴的ですが、香港エクスプレスは、「チェックイン時の座席指定が全席で有料」という恐ろしい制度があります。
座席指定しない技もあります…
座席指定をしないと自動的に席が割り振られますが、
・何人かでチェックインする際には隣同士にならない
つまり家族やグループがバラバラにされてしまう制度となっているのです。
座席指定は、オンラインチェックイン時には60香港ドル、およそ1200円かかるため避けたい人も多いでしょう。
今回はオンラインチェックイン時に、座席指定をするべきか否か、また裏技を紹介します。
香港エクスプレスの搭乗記はこの記事で。
香港エクスプレスのチェックイン
香港エクスプレスは、48時間前からのチェックインとなり、他社に比べ少し早めのチェックインとなります。
席は、
・スタンダードシート
・アップフロントシート
・コンフォートシート
の三種類で、一般的なのがスタンダードシートです。
アップフロントシートは、早く機外に出られるだけでメリットは特段ありません。(特にバスで搭乗口まで行くケース)
しかもアップフロントシートでせっかく早く機外に出たところで、バスでターミナルへの接続になるケースが多いので、全く意味を成しません。
コンフォートシートは、足を投げ出せるというメリットがありますが、座席数が3~6席程度と限られているうえに、4000円もかかるため正直微妙です。
チェックイン開始から30時間後の画像を示していますが、紫色のアップフロントシートは有り余っていますが、
スタンダードシートが真っ先に埋まっていくことが分かります。
座席指定できないじゃん…
真っ先に埋まってしまっては、不安になるばかり。でも大丈夫です。
また座席指定を空港のカウンターですることで解決します。私はそちらを推奨します。(後述)
本当に席はバラバラになるのか
結論、バラバラになります。
38Fと29Aという全く別の席が割り振られました。
他の人のブログなどを拝見すると、
後ろから埋まっていくので結果的には隣同士になる
と言われることもありますが、実際そうではないようです。
常に最新状況をチェックしましょう!
これを回避する方法はあるのでしょうか。
【裏技】空港のチェックインカウンター
ここで裏技を紹介。
空港のチェックインカウンターで座席を割り当ててもらうのが一番です。よっぽどのことがない限り、隣接した座席を提供してくれるはずです。
わざわざ嫌がらせする職員はいないはず…
実際に我々も、チェックインカウンターに早めに行き、17A 17Bを引き当てたのでよかったです。しかしながら、直前すぎると、
①隣接した座席がない
②カウンターが混雑
という問題にもつながってしまうので、少なくとも2~3時間前までには空港に到着していたいところですね。
エコノミーの座席は狭いのか
やはり狭いです。本当にそれが嫌という人は、コンフォートシートを指定するべきですが、運賃の総額が、キャセイ航空や香港航空と値段が同じくらいになってしまいLCCの意味をなさないかもしれません…
パスポート一個分くらいは空いていますが、姿勢を乱すとすぐ足がつかえてしましいます。
それでも座席指定をするメリット
実はそれでも座席指定をするメリットはあります。
それが、「はずれ席を引かないようにする」というもの。
はずれ席とは?
リクライニングがほとんど効かない席
のことです。
香港エクスプレスの座席はすでにリクライニングがされているため、乗客は自分でリクライニングができない、プレリクライニング制となっています。しかしリクライニングがほとんどついていない席があります。
最後部座席はすぐ後ろにトイレがあるために、リクライニングの設定が限られています……
また29列目の非常口の一つ前の席も避難通路を確保するためにリクライニングの角度に制限がかかっていることがあります。
そのエリアを外したいという人はぜひ座席指定をしましょう。
まとめ
以上が香港エクスプレスの座席指定をするか否かという問題でした。お金をかけずに隣の席にしたい場合は、オンラインチェックインをせずに空港のカウンターに行きましょう。