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【2025年最新状況】エジプトUberのぼったくり体験談5つ紹介 個人旅行でのエジプトはトラブルだらけ

 

東工大海外旅行研究所

☑この記事でエジプトのUberの注意点が分かります。

はじめに

個人旅行でエジプトに行く際、欠かせないのが、タクシー配車アプリUberです。

Uberのいい点は、料金表示が適切でドライバーと交渉する必要がない点や、確実にタクシーを呼んでもらえるという点です。

しなし、世界三大うざい大国に含まれるエジプトは、どうもうまくいかないようです。筆者は、3月にエジプトを個人旅行で訪れ散々トラブルに巻き込まれました。

タクシー運転手は詐欺師だらけ!(実体験込み)

ネットにもあまり書かれていない、エジプトUberの問題点やトラブルについてまとめていきたいと思います。

トラブル①空港送迎ができない

エジプトのカイロ国際空港からはUberの迎車ができないようになっています。ピンがさせないような構造になっているそうです。

そのため、ターミナルから少し離れた、3ターミナルの駐車場という何とも言えないところでタクシーを呼ぶそうです。そこにはタクシーがうじゃうじゃいて、何が何だか分からなくなります。

 

カイロ空港についてはこの記事もご覧ください。

 

tokyotech-express.com

 

トラブル②空港送迎には過度なチップ

過度なチップを要求してきます。

チップ要求は定番ですが…

カイロ空港⇔市内はUberでの表示金額は300エジプトポンド、約千円ほどです。

しかしながらカイロ空港に入場するには特別料金が必要だとかいろいろわめいてきます。

結果的に10USDの要求でした。

つまり、1000円+10USDの、2500円ほどの運賃となります。

この運転手以外にもほとんどの運転手が空港関連の送迎には10米ドルを要求してくるので、定番のチップ料金なのでしょう。

クレジットカードでしか払えないと言い張っても、現金を要求してくるあたり、めんどくさいですね。

あらかじめ、このように発言しておいても、最終的に10米ドルを要求してくるので回避するすべはありません。

財布を覗かれる

財布の中を凝視され、金があるだろ、とかいちいち言ってきます。

お金持ってないアピール用の財布が必要です

この過度なチップを断ると、市内まで行けなかったり、飛行機に間に合わなくなったりと、悲惨な目に遭います。

チップ回避の方法は見つかりませんでした。

値切れる

10米ドル紙幣がなく、7ドルしかない、とか言い張り、財布の中身まで見せて値切ることには成功しました。

星5をつけるから、値切れ、というのが正攻法な気がします。

星5をつけるふりをして星1にしておきましたが…

おつりが出るかどうかも怪しいので、事前に1ドル紙幣を大量に持ち込むのが大切です。

ホテルの迎車サービスを利用しよう

最も安全なホテルの迎車サービスを利用するのが最も良いです。

20ドル(3000円分)ですが、ぼったくられることを考えると安いものです。

ホテルの配車サービスにはチップも含まれているためか、変な要求はしてこなかったので一安心です。

トラブル③クレカと現金の二重決済

エジプトの運転手の中には、「クレカは対応していない」とか言い張って現金を要求しています。

また表示される現金は、Uber料金の2~3倍です。

現金で払うと、クレジットカードの決済は行われないのかと思いきや、ちゃんとクレジットカード決済され、すべてタクシー運転手の懐に入ります。

ただの詐欺師じゃん

英語が通じない

現金で支払えば、クレカ決済は行われないですか、と聞いてところで、嘘をつかれるだけですし、そもそも英語が分からないので意味がありません。

空っぽの財布を見せて応戦するのが最適解です。

900円→3000円の値段となってしまいました…

Uberにクレーム対応をしても無駄です。

トラブル④タクシーがなかなか来ない

4.5km先から配車、などエジプトはそこら中にUberタクシーがいる割には、配車マッチングに時間がかかることがあります。

理由として、短距離の利用で断れるということが考えらえますが、詳しい理由は不明です。

ラマダーン中は悲惨

ラマダーン月、2025年は3月でしたが、ラマダーン期間の午後は、タクシーの運転手も疲れるのか、なかなか仕事をしてくれません。

また、断食でイライラしているのか、クラクションの音がでかくなったり、渋滞がひどくなったりと、いいことがありません。

タクシーを呼ぶのに、市街地でも15分マッチング+10分の迎車で25分も待たせられ、おまけに、迎車料金を要求している悪いドライバーもいるようです。

午後の行程には余裕を持つのが肝心です。

夕方はとにかく渋滞しクラクション地獄となるため、乗っている乗客ですらイライラします。

トラブル⑤うそつきが多い

何のうそをつくのかというと、

ピラミッドはもう入場できないから代わりに〇〇に行こう

など、行程を変更してくるケース。

行程を変更すると、大体チップをせがまれます。(私の場合は300円)

ホテルの人や空港のインフォメーションセンターの人ですら、適当な営業時間を言ってくるので本当に迷惑です。

周りにいる人みんな嘘つきだと思いましょう

もちろんたまにいい人もいます。

トラブル⑥道路の右側か左側か

エジプトの主要道路はとてつもなく車線が多く、車がどんどん流れてきます。それ自体はいいことですが、横断歩道が一切ありません

超中心部には一応ありますがほとんど機能していないのが現状です。

そのため、我々ユーザーもピンを道路の右側に指すのか、左側に指すのかによって、結果が大きく変わってきます。

また、上の写真のように、中央分離帯がしっかりと備わっている箇所も多く、ピンをさす場所を間違えると、タクシーの運転手には大ダメージとなります。

もちろん、そのような場合、タクシーの運転手に連絡すると、チップを要求されます。

我々がトラブルを起こさないように注意するのが大切です。

写真のようにわかりやすくピンを指しましょう

良かった点

最後に良かった点を紹介すると、アメリカドル→エジプトポンドの両替に応じてくれた人がいたことです。

エジプトポンドがないと、スーパーなどで買い物ができないことがあります。(アメリカドルが非対応の店も多いです。特に飲食店)

エジプトポンドに両替してくれる場所はエジプト内でも少ないので、非常にありがたいわけです。

ATMのキャッシングを利用するのが一般的らしい(トラブル多)

レートは、20ドル=900エジプトポンド

もちろん手数料込みのレートですが、悪いわけではないので、受け入れました。

 

まとめ

今回は、エジプトUberのトラブルを6つ紹介してきました。

筆者は二つだまされました

個人旅行でエジプトのUberを利用するのはなかなかハードルが高いですが、今となってはいい思い出です。

良い運転手にはチップを与え、悪い運転手にはだまし討ちをするなど、したいものですが、現実ではうまくいかないので、トラブルを回避しつつ、最小限の被害で済むように、頑張って交渉しましょう。