東工大海外旅行研究所
☑ベネチアの水上バス、深夜の観光をお届けします。
ベネチアの水上バス
誰もが憧れる、水の都、ベネチア。ベネチアには水上バスが走っており、島唯一の公共交通機関として発展しています。
水上バスの路線図
水上バスの簡単な路線図を作ってみました。水上バスは割と大きな運河しか通れないので、このような島をぐるぐる回ったり、内部の大運河を通ったりするルートが主流です。
似たような乗り物に、「ゴンドラ」というものがありますが、それは少人数の乗り物で、小さな運河をのんびり走る観光用、えげつなく高いやつです。
一方で水上バスは、100人程度乗船できる立派な公共交通機関。
そんなベネチア、水の都のみならず、オーバーツーリズムの都としても有名です。
オーバーツーリズムの都
ベネチアと言えばオーバーツーリズム。そんなベネチアですが、日中は尋常でない混み具合。
冬ならば空いているのですが雨が多いなどのトラブルも。
さて、そんなベネチア、穴場は、「夜」です。単純に人が少なく、落ち着いているから。
水上バスは終夜運転している
そして驚くことに、ベネチアの水上バスは、終夜運転、24時間運航を実現しています。ということは、深夜の時間帯に水上バスに乗りまくれるということです。
乗り放題チケットでさらにお得に
ベネチアの水上バスの運賃形態は以下のようになっています。(一部抜粋)
実は、一回乗るだけで1500円近くもぼったくる異常なシステムなのです。普通の観光客であれば、②や③の乗り放題券を購入するはずです。
それならば、深夜まで乗り回した方がいいに決まっています。
深夜の水上バスに乗船
さて、そんな経緯もあり、ホテルで休んで深夜にベネチアに繰り出します。
深夜は本数が減っているので注意が必要ですが、ベネチアの大運河(カナル・グランデ)の路線ならば、本数がかなり多いので時刻など気にしなくてOKです。
逆にベネチアを外周する船の場合、島から遠ざかってしまうので夜景を楽しみにくいという欠点があります。
リアルト橋
さて、そんなこんなで、リアルト乗り場にやって参りました。
https://maps.app.goo.gl/jHtk1aZcEMeASF2UA
すでに味を出しています。気分は最高潮。
水上バスに乗ると静寂に包まれた運河や橋の様子を存分に味わえるのです。
夕日も見える
また、夕日を見るのも水上バスの上から良いです。
夕日を見る場合は、ベネチア島の外周する路線に乗車するのがよさそうです。
まとめ
ベネチアの夜。閑静で夜景が水に照らされる贅沢な風景が四方八方に広がります。ぜひ、訪れてみてください。