東工大海外旅行研究所
☑新大学一年生必見 航空会社のマイルを貯めて格安旅行をしよう
【学生向け】マイルとは?マイルの基礎
Instagramなどで、格安で飛行機に乗る裏ワザとしてよく取り上げられているのが、「マイル」。
マイルは、楽天ポイントやポンタポイントのような「ポイント」の一種です。最大の特徴が、航空券に引き換えできるというもの。
しかしながら、マイルはただのポイントではありません。
1マイル=2~10円の価値がある
普通のポイントは、1ポイント=1円ですが、マイルの場合、1マイルが2~10円の価値となります。どういうことでしょうか。
例えば、JALの場合、東京⇔大阪が3250マイルから引き換えられます。(2025/6月・学生割引)
JALで大阪まで行こうとすると、安くても8000円というところ。1マイルにはおおよそ2.5円の価値があるということに。(8000÷3250=2.46)
国際線になると価値はさらに上昇します。
どれくらいマイルはたまるのか
さて、ここからが肝心。大阪まで3250マイルと記述しましたが、実際に学生が3000マイル以上も貯められるのでしょうか。
結論:一年間で1万マイルは余裕
今回はJALやANAのマイルがどのくらい貯まるのか、徹底的に分析します。
【入門】マイルのため方5選
さて、マイルを貯めるにはどうしたらいいのでしょうか。学生でも実行可能なものを5つ紹介します。
①クレジットカード
クレジットカードを作るところが起点です。クレジットカードに紐づいたマイル講座が作られるからです。年会費は学生版はかかりません。
学生でもクレジットカードを持つのが普通になってきており、新一年生でも早い人は6月ごろから作り始めています。
クレジットカード決済をすると、JALの場合、100円で1マイル、ANAは200円で1マイル溜まります。(ともに学生用)
ちなみにJALの方がお得に貯まります。
②ほかのポイントを移す
さて、次にほかのポイントをマイルに換える、です。
例えば楽天・ポンタポイントはJALに、東急ポイントはANAに、などとルートが決まっています。地道に貯めたポイントをマイルに換えていきます。
③移動する
ANAポケット、JALウェルネス、という移動したり歩いたりするとマイルが貯めるアプリがあります。(月額550円)
④ポイントサイト(超おすすめ)
最後に、ポイントサイト。〇〇をすると〇〇ポイント獲得、というサイトがあり、一見怪しそうですが、セキュリティはしっかりとしています。
また、アンケートやモニターをすると、10000ポイント獲得、という案件もあり、マイルに変更してがっぽり稼げる、ということも。
⑤飛行機に搭乗する
飛行機に搭乗すると、距離に応じてマイルがもらえます。国内線の場合、一回搭乗で300~1000マイルもらえるイメージです。
年の一回目の搭乗にはボーナスで1000マイルもらえるというサービスもあります。
以上、①~⑤を駆使して、マイルを貯めていきます。ここからは、JALとANA、どちらの方がよく貯まるのか、を検討します。
【学生】ANAとJALどっちがいい?
結論、JALです。
理由は3つ。
理由①100円で1マイル
まずは、クレジットカード決済で、100円分で1マイル貯まるから。ANAは200円で1マイルです。また新年度には1000マイルプレゼント、というようなキャンペーンも豊富です。
理由②半額マイルで航空券に換えられる
つぎに最大の特徴。航空券に換える必要マイル数が、通常の半額となるから。
たとえば、東京⇔大阪は、通常6500マイル必要ですが学生は、半額の3250マイルに。これは、JALカードNaviという学割サービスがあるから。ANAは大人と同じマイル数です。
理由③有効期限がない
つぎに有効期限がないという点。マイルの有効期限は3年ですが、学生の場合、在学中のJALマイルは有効期限がありません。焦らずにゆっくり貯められるということです。
【本題】学生は何マイル貯められる?
さて、ここからは学生が年間何マイル貯められるのか、という議論に入ります。
結論、最低でも、年間1.1万マイルです。
①クレジットカードで何マイル貯まる?
平均的な学生のアルバイト代が年間72万円くらいという調査がありました。そのうち、半分をクレジットカード払いにしたとすると、36万円が決済額となります。
100円で1マイルですから、3600マイル貯まる計算になります。年度ごとに1000マイルのボーナスもあるので、4600マイルに。
大阪まで、3250マイルなので、この時点で大阪まで片道の移動ができます。
もっと稼ぐ場合
さて、頑張って年間100万円稼ぐケースを考えると、半分の50万円を決済に使えば、5000マイル貯まります。年度ボーナスを含めると、6000マイルになります。
クレジットカードの限度額は10万円
ここで裏技を紹介します。クレジットカードの限度額(一か月に使える金額)は、学生の場合、10万円です。しかしながら、年間100万円を稼ぐペースで給与が振り込まれていると、限度額が30万円となります。
頑張ってマイルを貯めたい場合、バイトを多くして、限度額を増やすのも手でしょう。
限度額が30万円の場合、友達との旅行の金額を立て替えてクレジットカード決済の金額を増やすという技も使えます。
②ほかのポイントを移す
次にほかのポイントを移す場合です。たとえば、楽天市場で買い物をして、それをJALマイルに変換するというもの。
例えば、楽天市場で年間2万円分買い物する人の場合、200楽天ポイントがたまります。JALマイルに換えるには、2ポイント=1マイルの割合なので、100マイル貯まることになります。
ほかにもワオンポイントや、ポンタポイントなど頑張ってためておくと、そこそこ貯まります。年間500マイルが目安。
③移動する
JALウェルネスという歩数に応じてマイルが貯めるアプリがあります。毎日、平均8000歩くなら月額550円の元が取れます。
おおよそひと月で250マイル貯まるので、年間3000マイルほど貯まる計算になります。
④ポイントサイト【最重要】
さて、ここが一番重要なポイントサイト。
ポイントサイトの案件をクリアすると、マイルがもらえます。ハピタス、モッピーが有名なサイト。
例えば、メルカリで購入すると、購入金額の1%がポイントとしてもらえる、などというもの。
ほかにも、モニターで参加すれば1万ポイント獲得などの大型案件もあります。
ポイントをマイルに変更してかなり稼げるという仕組みです。
人にもよりますが、年間1000マイル~20000マイルを獲得できます。
筆者は2万マイルをハピタスから獲得しています
⑤飛行機に搭乗
さて、飛行機に搭乗してもマイルが貯まります。(当然ですが)
JALに乗る機会は少ないかもしれませんが、年間片道2回搭乗すれば、一回当たり平均500マイル貯まりますから、1000マイル獲得となります。
年間一回目の搭乗で1000マイル貯まるので、飛行機関連で年間2000マイルは貯まりそうです。
年間1.1万マイル貯まる
①~⑤を控えめに足し合わせても1.1万マイル貯まることとなります。
四年間で4.4万マイルです。
1.1万マイルで行ける場所
さて、1.1万マイルあればどこに行けるでしょうか。往復利用を考えます。
結論、東京⇔宮古島、大阪⇔札幌です。
片道10500マイル区間です。学生は半額なので、往復10500マイルとなります。
東京住みのひとなら、年に一回沖縄まで無料で行ける、という結論です。
もちろん、もっとためて国際線航空券に換えるというのも良いですね。
まとめ
以上、新入生向けマイル講座でした。沖縄まで毎年無料で行けるので、頑張ってマイルを貯めましょう。