東工大海外旅行研究所
☑中東御三家エティハド航空の搭乗レビューです。
エティハド航空とは
中東系の豪華な高級航空会社というのが日本での評判です。まずは、基礎情報をチェックすると…
-
設立:2003年
-
本拠地:アブダビ国際空港(UAE)
-
運航地域:中東、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなど
-
特徴:
-
高級感あるサービスと最新鋭の機材
-
ファーストクラス「The Residence」など、ラグジュアリーな座席設定
-
アラブ系航空会社らしいおもてなしとエンターテインメント
-
という感じです。
エティハド航空、カタール航空、エミレーツ航空と並んで中東御三家航空会社と言われます。
御三家の中での立ち位置
さて、そんなエティハド航空ですが、中東御三家の中では一番手頃な価格という評価です。
たとえば、東京⇔ヨーロッパを比較すると、エミレーツやカタール航空は安くても15万円といってところですがエティハドならば12万円程度からの価格です。
そこそこ安いエティハド航空ですが、機内サービスは中東航空会社らしく豪華なものが多かったです。
今回は、アブダビ⇔関空路線に搭乗したレポートをお届けします。
内装が豪華
まず驚くべき点は内装の豪華さです。装飾がゴージャス、というよりかは上品な空間の演出が素晴らしいというところ。
光の演出が美しくうっとりする感じです。
きれいに調節された照明はなかなかほかの航空会社には見られません。
消灯時の照明もきれい
なお、消灯時もきれいな青色に保たれており、好感度が増していきます。
座席の広さをチェック
さて次は座席の広さです。
結論:意外と広くないです。
こちらが座った時の様子。パスポート縦一枚分程度しか隙間がありません。
JALと比べると一目瞭然です。
JALは安全のしおり横1枚分が入りました。エティハド航空の座席の狭さがJALと比べると際立ちます。
アメニティーが素晴らしい
座席については残念な結果となりましたが、アメニティーは世界最強クラスです。
①きれいなクッション
まずはクッションです。
クッションが配られます。エティハドカラーのデザインに心が躍ります。持ち帰りたくなるクッションですがおそらく持ち帰りはできないかと思われます。
②ポーチ
エティハドカラーに染まったポーチがもらえます。なかにはアイマスクなど睡眠用の必需品が揃っています。
自宅に持ち帰り我が家の枕元で活躍しております。
エコノミーできれいなポーチがもらえる航空会社はそう多くないと思われます。
③ヘッドフォン
最後にヘッドフォン付き。JALでもヘッドフォンはもらえましたが安っぽい作りでした。一方でエティハド航空のものは、しっかりと頑丈に作られている印象です。
こちらも持って帰り自宅で活躍しております。
【重要】機内食事情
さて、ここからが肝心の機内食ですが、素晴らしい味付けでした。
アブダビ⇔関空では2回の提供でした。
機内食1回目
パン、肉、サラダ、デザートなどの標準的な機内食ですが、肉の歯ごたえがよく素晴らしい味付けでした。
ラマダーン期間中でしたが、エティハド航空は遠慮なく機内食が提供されます。
機内食2回目
2回目も同様温かい味付けです。ジャガイモがおいしく、日本人の口にあっているようでした。
JALやシンガポール航空ではハーゲンダッツがもらえることがありましたが、そのようなことはありません。
ディスプレイのコンテンツも豊富
さて、長距離路線では重要なディスプレイですが、もちろん充実しています。
特に豊富なものがゲームで一人で楽しめるものから、複数人で接続して楽しめるゲームもあります。
「モノポリー」は全世界的に有名です。
ほかにもUSB電源のサービスが当然ですがあります。
一方で邦画やJ-POPなど、日本系の音楽・映画のサービスは少なく、そこはJALやANAとの差が見られました。
中東らしいサービス
さて、そんなエティハド航空ですが、中東らしいサービスがあります。それは「メッカの方向を示す」という機能。
フライトレーダーもデザインに凝っており、さすが中東系航空会社といったところです。
トイレの様子
いたって普通のトイレでした。
まとめ
エティハド航空の搭乗レビューでした。座席が狭いのが欠点でしたが後は申し分ない快適な空間でした。
ヨーロッパやアフリカにはエティハド航空が良さそうです。