東工大海外旅行研究所
☑大阪万博のアゼルバイジャン・パビリオンの様子をお届けします。
アゼルバイジャン・パビリオン
大阪万博の目玉、海外パビリオンについて今回も紹介していきたいと思います。
今回は、西アジアの産油国、アゼルバイジャンです。
アゼルバイジャンはカスピ海沿岸に位置する小国家ですが、産油国であるため、首都バクーは光に包まれる巨大都市である、というのが特徴です。旧ソ連の構成国ですが、ソ連の解体前に独立した経緯もあります。近隣のアルメニアとは軍事衝突をしています。
外観がすごい
さて、アゼルバイジャンパビリオンの特徴として、美しい外観があげられます。
非常にクオリティーが高く、シルクロードに見られるようなイスラーム建築をモダン化したような素晴らしい印象を感じます。
30~60分の待ち時間
さて、大型連休の初日に筆者は大阪・関西万博に訪れましたが、外観の人気もあってか、30~60分の待ち時間となっていました。
今回はそんなアゼルバイジャンパビリオンの魅力を見ていきましょう。
アゼルバイジャン・パビリオンの場所
まずは、場所を確認しましょう。
西ゲートと東ゲートのおおよそ中間部に位置しております。
予約は不要
また、予約は不要で基本的に全員が並ぶ形式です。後述しますが、予約をしてまで見に行くパビリオンではありません…
パビリオンのテーマ
さて、ここからが本題のパビリオンのみどころです。公式HPから以下、抜粋です。
アゼルバイジャンの文化は多様かつ豊かであり、つながりを重視しています。なぜなら、つながりの中にこそ、明るく調和のとれた持続可能な未来への鍵があるからです。 アーチを通過するごとに、来訪者は「七つの美」の色鮮やかな旅に浸る新たな章が始まります。それぞれの美は文化的な側面を表し、賢明な洞察を与え、訪問者は知識や知恵を得られます。 これらの知は、互いに織り合わさることで、単体から融合へと変化します。文化的側面は互いに関連し合い、アゼルバイジャンの多様で豊かな文化を形成しています。 まるで、かつては一本の糸だったものが織り合わされて豊かで多様な文化のタペストリーとなるような、アゼルバイジャンが文化的な協力とつながりを強化より強固にするために講じた取り組みとともに、その変化を直接体験してください。 アゼルバイジャンパビリオンは、意味深い建築と「七つの美」の像、没入型技術、感覚体験、思慮深いデザインを融合させることで、「命をつなぐ」というサブテーマを体現し、来訪者に魅力的で思い出に残り、永続的な体験を提供します。
まとめると、「七つの美」「没入型体験」「デザイン」の融合を意識しているようです。
みどころ①彫刻がお出迎え
まず、建物に入る前に「七つの美」を意識した彫刻が待ち構えています。
これらの彫刻を3~5分ほど堪能できます。
ただ、急ピッチで制作したものなのか、材料美が生かされていない、などの少し粗の出る展示内容でした。
みどころ②映像美を堪能
さて建物内部に入ると、「没入感」をテーマにした映像を楽しめます。
「壮大」とまではいかないものの、アゼルバイジャンの歴史や発展、開発について、映像美とともに楽しめます。
しかしながらホールがほかのパビリオンに比べかなり簡易的で、これ目当てでアゼルバイジャンパビリオンに行くのは微妙かなという印象です。
みどころ③展示品
さて、最後に展示品の紹介があります。
展示品はペルシア絨毯や伝統的工芸品などです。
まあ、「そんなもんか」という程度の感想です。
なお、レストランが併設されているようで、そちらは人気を博しているようです。
まとめ
正直、微妙でした。
外観のクオリティーと内観のクオリティーが乖離しているためです。
外観を見るので十分な気がします。