東工大海外旅行研究所
☑この記事でスイス・ルツェルンの観光の様子が分かります
- ☑この記事でスイス・ルツェルンの観光の様子が分かります
- 水の都 ルツェルン
- ルツェルン駅
- 駅前
- 観光地①カペル橋
- 観光地②瀕死のライオン像
- ドミトリーへ
- 観光地③夜景を堪能
- ルツェルンの朝
- 観光地④城壁
水の都 ルツェルン
スイスの中部、氷河湖に面している中規模な都市があります。それがルツェルンで、スイスの小京都や水の都と称される都市になります。
スイス中部に位置しており、ベルンやバーゼル、チューリッヒからのアクセスもしやすく、観光客も訪れやすいエリアです。
しかしながら、日本での知名度は低く、「ルツェルン」といっても伝わらないことが多いです。今回は、そんなルツェルンに1泊滞在した話を書きます。
ルツェルン駅
スイスの3月、4月は雨は少ないものの、まとまった弱い雨が長期間降る時期があり、そこにあたると最悪です。今日は快晴です。
ルツェルンの玄関口、ルツェルン駅です。頭端式ホームの終着駅構造です。
各方向に毎時2本程度の運行本数があるので、おおよそ5分に1本ほどは列車が発着する大ターミナルです。
コインロッカーは駅の端の方にあります。
カーニバルとバッティング
さて、そんなルツェルン駅ですが、本日はカーニバルの日!ということで、渋谷ハロウィン並みの仮装行列が駅を襲います。
4月3,4日が2025年のカーニバルの日、ということらしいです。
駅の外はコスプレした人々でひしめき合っていて、爆音が聞こえます。幸か不幸か、ルツェルンのカーニバルの始まりです。
地下にCOOPあり
ルツェルン駅の地下には、COOPがあり、食料品が安く手に入ります。リンゴ3つで1₣など、スイスにしてはかなり物価が安いのがCOOPの特徴です。
貧乏滞在をしなければならない場合、とりあえずCOOPで食料品を買い占めておくのが良いでしょう。
ルツェルンの鉄道の記事もあります。
駅前
さて、そんなカーニバル中のルツェルンですが、混雑で酷い有様です。ヨーロッパの人間の仮装を眺めるのも一興ですが、いかんせん爆音が酷く、スイスらしさがみじんもありません。
どちらかというかスペインかって感じ
駅出てすぐに橋があり、氷河湖が広がっております。
観光地①カペル橋
さて、群衆を切り分けたどり着いたのが、カペル橋です。
木造で湖に浮かぶ塔がいい味を出しております。スイスの街歩きはお金がかからない上に遠景に山々を望めるので、最高に楽しいわけですが…
この群衆。
爆音ジャズに耳と心を痛めます…
露店が充実
そんななか、ルツェルンのカーニバルでは多くの露店が出店しており、スイス料理が楽しめる点は評価が高いです。
スイス料理やトルコ料理、アジア料理などわりと世界各国の料理が楽しめます。
ラクレットがおいしい
露店でラクレットを購入。10₣(1700円!)もしました。異常な物価です。
ただ、一人旅で伝統料理を食べるためにレストランに入るというのは厳しいものです。(チーズフォンデュは2人前から)
そのため、カーニバルに感謝です。
遠景に湖、目の前にはコスプレ集団と、異様な光景が広がります。
インターラーケンの滞在記もあります。
観光地②瀕死のライオン像
さて、次は瀕死のライオン像です。
ルツェルン駅から歩いておよそ15分ほど。湖に沿って進み、内陸に入ったところにあります。
彫刻作品が公園の中に安置されています。スイス傭兵を追悼する意味があるそうで、フランス国王の護衛になっていたスイス傭兵が王族たちの盾になって絶命した、という歴史の記憶です。
スイス人傭兵はバチカンでも活躍しているようで、歴史的に有名なものですね。
入場無料です。ここはカーニバルの喧騒から逃れられました。
ドミトリーへ
さて、16時ごろになったので、ドミトリーへ向かいます。
今回のドミトリーは一泊7000円程度(朝食込み)という破格の宿。ルツェルン駅から丘を登り2.5km程度の場所にあります。
地図の上部にあるのが、今回のユースホステルです。いったん荷物を下ろすのと、「バスの無料チケット」をもらうため、訪れました。
バスの無料チケットを獲得
さて、スイス貧乏旅行の掟として、ホテルでバスの無料チケットをもらう、というものがあります。
スイスのホテルやユースホステルは、無料チケットを配っており、活用しない手はありません。
観光地③夜景を堪能
さて、19時になったので活動再開。夜景を見に行きます。
先ほどの無料チケットを行使して、バスで下山します。割と本数は多く、毎時6本はあります。
カペル橋
カペル橋がライトアップされています。
ただ、塔本体はあまりライトアップされず、残念ですが、それでも美しい水の情景を楽しめます。
ルツェルン駅もライトアップされ、ヨーロッパのターミナルらしい重厚感を存分に味わえる仕様になっています。
ルツェルンの朝
さて、カーニバルも夜には落ち着き始めました。
今度は朝に散歩をします。
朝には穏やかなルツェルンの街が現れます。朝日が水面を照らしスイスらしさが戻ってきました。10時ごろからまたカーニバルが始まるそうです。すぐにルツェルンを脱出します。
観光地④城壁
最後にルツェルンの城壁を楽しみました。
背後に山があるのが美しく、スイスを離れるのが心を痛めます。
この後筆者は、ルツェルン→ツーク→ミラノという行程でイタリアへ向かいます。