東工大海外旅行研究所
☑この記事で成田空港国際線の一番安い水の値段が分かります
空港の「水」
今回は成田空港国際線出国制限エリアを大調査し、水がいくらで手に入るのかを検証していこうと思います。
出国する際、制限エリアに入るには、水は当然持ち込めず、多くの人は、制限エリアで水を入手することになります。
しかしながら、空港の水は極めて高い印象があります。成田空港第二ターミナル制限エリアの店をしらみつぶしに回り、安い水がいくらなのか、価格は談合されているのか、などなど、調査していきます。
①マツモトキヨシ
まず、第一候補は「マツキヨ」です。市中では60円程度から安い水を入手できるので期待できそうです。
そんなマツキヨ、150円という結果に。この150円は当然免税されているわけで、かなり高い値段だということが分かります。
他のスポーツドリンクやお茶なども160円以上となっております。
栄養ドリンク系はマツキヨが一番
ただし、栄養ドリンク、エナジードリンク系だと、マツモトキヨシが一番安い結果に。水並みに値段が高騰しているわけではないので、そこまで「高い」という印象は抱きませんでした。
②LAOX
さて、次はLAOXを調査します。
LAOXは、成田空港の第二ターミナル、制限エリアの「サテライト」側に位置しております。そのため、入国審査を終えた後に、歩く歩道を進んでいった先にあります。
結論、150円。540mlあるので、マツキヨよりもコスパが良い結果となりました。また、ピーチ風味の水だと160円と少しお得な結果に。
お菓子が安い
LAOXの特徴としてお菓子が安いことが挙げられます。
もちろん市中よりも高いですが、ある程度許容できる値段に落ち着いています。LAOXは電化製品にも強い特徴があります。
③JALプラザ
さて次は、JALプラザです。JALと聞くと高級感がありいかにも高そうな印象がありますが、実際はどうなのでしょうか。
【結論】一番安い、です。
550mlで145円と今までの相場、150円から5円安い結果に。
またJAlプラザで購入すればJAL系クレジットカードのマイルの付与率も増加するため、その点お得感もかなりあると言えます。
さらに安い水も
さらに安い水があります。
容量が小さいですが、125円でした。飛行機に持ち込むにはちょうどいいサイズだと思います。
④自動販売機
最後に自動販売機の値段を確認しましょう。
有名な「空水」ですが、160円と割高な結果に。容量は不明ですが、そこまで安い印象はありません。
【結論】JALプラザが一番安い
JALプラザが一番安いという結果に落ち着きそうです。JALプラザは、水の種類の選択肢も豊富なため、そこも加点要素の一つ。
145円の水をもって、出国していきたいものです。
世界的にみるのと成田の水は安い
ちなみに、世界的にみると成田空港の水は安いと言えます。
たとえば、シンガポールのチャンギ空港だと、2$=222円、ヨーロッパ系だと、安くても1.5€=245円、ドバイだと、5ディルハム=205円です。
日本のおもてなし精神が作用しているのでしょうか。
いずれにせよ、価格設定の細かい日本人の心が水の安さにも表れている、そんな気がしてなりません。