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【マカオ航空】最新版 搭乗レビュー 2025年成田⇔マカオ モニターはないが機内食は良い

 

東工大海外旅行研究所

☑この記事でマカオ航空の機内の様子が分かります!

マカオ航空の様子

マカオ航空(エアマカオ)

マカオ唯一の航空会社であり、フルサービスキャリアを謳うのが、マカオ航空です。マカオと言えばカジノや世界遺産地区など、優雅なイメージを持ちますが、マカオ航空の機内はいったいどのような感じなのでしょうか。

【結論】しょぼい

です。航空会社ランキング圏外として常連ですし、本当にフルサービスキャリアか、という感じ。

ただし、・機内食・遅延の対応・マイレージサービス

などはしっかりと行っています。そして何より

・安い

のです。安いと言えば中国東方や中国国際を思い浮かべますが、それに匹敵するくらい安く、東京⇔クアラルンプールを3.5万円で入手しました。LCCのエアアジアなみの安さです。

 

実際に搭乗してみて

実際に搭乗してみると、良い面も見えてきました。今回はそんなマカオ航空の様子をお届けします。

成田空港のカウンター

マカオ航空、成田空港のカウンター

さて、成田空港の離陸1.5時間前のカウンターの様子です。

エコノミークラスとビジネスクラスの二つに分かれています。そして、エコノミークラスでも、

・事前に座席指定した

・これからチェックイン

という2つの列に分かれているのが特徴です。

つまり、事前に座席指定をしても(一部有料)、空港のカウンターに出向く必要があるわけです。

このあたり、サービスの悪さがすこしにじみ出ているような気がします。

座席の広さ

さて、ここからが肝要の座席の広さ。

【結論】広い、です。

マカオ航空 座席の広さ

LCCに比べて広く、パスポート縦1枚分が足と前のシートの間に入ります。

エアマカオ 座席

LCCよりは広く、マカオまでのおよそ4.5時間なら苦痛にはなりません。

画面モニターがない

さて、画面モニターがないという特徴があります。エアマカオは短距離路線が多いので致し方ないのかもしれません。

エアマカオ 画面モニターがない

一応、スマホを立てかけてモニターっぽくできる仕掛けになっており、それなりの対策はしているようです。

Wi-Fiは不通

さて、エアマカオ、マカオ航空のさらなる特徴が、Wi-Fiが無料で利用できる点です。つまり、モニターはないがWi-Fiで好きなのを見てください、といったところでしょうか。

そう考えるとかなりサービスが良い航空会社のように思えます。

残念なことにWi-Fiは不通でした。

座席が薄っぺらい

さて、マカオ航空の座席を改めて座りなおしてみると、かなり薄っぺらく老朽化しているようです。

後ろの人の挙動がそのままクッションを介してこちらに伝わってくる感覚です。他にもカバーがはがれているなど、いい印象は正直抱けません。

機内食

ここからがお楽しみ?の機内食です。

マカオ航空 機内食

なかなか豪華な機内食の登場です。

スーパーカップつきというサービスの良さ。共同運航にANAが入っている関係かもしれません。「そば」もスターアライアンスの成田発着ではよく出現します。マカオ航空が偉いわけではなさそうです。

アイスのサービスは日本路線だけのようで、「マカオ⇔クアラルンプール」にはありませんでした。

水はもらえる

マカオ航空の水

水はしっかりともらえます。形がユニークです。ドリンクのサービスもあるので、フルサービスキャリアらしさが溢れています。

新聞配布のサービスもあり

また、搭乗するとすぐに新聞を配布するサービスがありました。そんな航空会社は初めて驚きですが、前時代的な雰囲気もあって心が和む瞬間です。

USB電源はあり

マカオ航空 USBポート

さて、USB電源が機体によってはついています。

日本路線は往復ともについていたのですが、運用によって異なるようです。

マカオ⇔クアラルンプールやマカオ⇔シンガポールには無かったので、日本は優遇されているのでしょうか。

共同運航がANAなので、ある程度配慮しているのかもしれません。

日本語がはなせるクルーも2人くらいいました。

【着陸】マカオ空港

マカオ空港に到着すると、ここはカジノの世界。

マカオ空港の様子

滑走路から見える景色が何とも言えない神々しい世界となっています。

飛行機が光の国に突っ込んでいく様子を機内から楽しめるわけです。マカオ空港は、マカオの沖合を埋め立てたような場所にあり、カジノ街を鳥瞰できるわけです。

バスでターミナルへ

マカオ空港

今回はバスでの移動です。

マカオは旧ポルトガル領ですので、至る所にポルトガル語表記がなされています。

マカオ国際空港は、

Aeroporto  Internacional de Macau

という表記となっております。東アジア唯一のポルトガル語表記を味わえるわけであって、かなり刺激的な体験となります。

トランジットホテルサービス

さて、中国の航空会社では、トランジット時のホテルの無料サービスなど充実しています。残念なことにマカオ航空ではトランジットのサービスは一切ありません。

筆者は、マカオ空港でオールする体力はなかったため、近隣の中国・珠海で宿泊しました。

tokyotech-express.com

マカオ航空の日本路線のダイヤは悪いため、マカオトランジットで苦労する人も多そうですが、ラウンジの利用や格安ホテルの確保など、独自で対策する必要はありそうです。

まとめ

今回はマカオ航空のレビューでした。安いわけもあり、格別サービスがいいわけではありませんが、機内食やUSBポートなどは充実していて良い点ですね。