東工大海外旅行研究所
☑マカオ空港のトランジットの様子をお届け
マカオ空港でトランジット
マカオ航空を利用し、東南アジアに行く際にマカオでトランジットすることになりますが、深夜の乗り継ぎとなることがよくあります。
例えば、東京→マカオの便では、マカオに20:30ごろ到着のダイヤであり、20:30以降に出発する航空便は限られているため、マカオで1泊する航空券がよく出力されます。
マカオのホテルは高い
さて、ここがポイントですが、マカオは物価が高くホテルが非常に高いのです。一泊するから出国してホテルに行こう、と思っても、一泊7000円以上する、ということがよくあります。
トランジットホテルのサービスがある航空会社はよくありますが、マカオ航空はそのようなサービスは一切ありません。必然的にマカオ空港でオールする旅客がかなり存在することになります。
筆者もクアラルンプール→マカオ→東京という経路で旅行した際に、マカオでオールすることとなり、その様子をお届けします。
椅子がかなり多い
まず、空港で過ごす際に欠かせない、「椅子」ですが、かなりキャパがあります。
深夜1時ごろのベンチです。かなりキャパがあることや人が少ないことが伺えるでしょう。
マカオ航空の出国ターミナルは24時間営業しておりますが、夜間帯の旅客機の発着はありません。フロアのカラーは大阪万博のミャクミャク色を強めております。
充電器の数も豊富
さて、次に欠かせない充電器ですが、多くの座席の下部に充電器が付いております。
USBtypeCの挿入口があることもポイントですね。他にも
充電座と呼ばれる便利な充電スポットもあります。「ここに置くと充電できる」ように見えますが、但し書きをよく見ると、この椅子の下に充電器があります、と書いており、充電座の上に端末を置くだけでは充電ができません。
コンビニはほとんど閉まる
さて、マカオ空港のコンビニなど出国エリアにある施設のほとんどが22時には閉まってしまうので食料品の購入は必須です。筆者はカロリーメイトでしのぎました。
そもそもマカオ空港にはお土産物屋は多いものの、一般的な食料品を購入できる施設はほとんどありません。
一応ラウンジもある
さて、気になるのがラウンジです。ラウンジで優雅に過ごせばいいという考え方もありますが、営業時間外です。
2:00-5:00という大事な時間帯はラウンジが閉鎖されております。また、夜になると飲食物の提供がなくなるため、空港トランジットの際に、ラウンジで課金するするのは得策ではありません。
ラウンジは、マカオ航空利用者ならば3000円から使用可能です。
極寒な空港
さて、マカオ空港最大の関門は、「寒さ」です。ありえないほど空調が効いており、深夜3時からは寒波が体を貫きます。
筆者はパーカーを持参しましたがほとんど効果はありません。山岳で遭難した人が、凍傷を防ぐために寝ないようすることがありますが、まさにそれで、私はひたすら歩き通しました。
冷水器がある
さて、そんなときに役に立つのが、「冷水器」です。熱湯も出してくれます。空港内にはおよそ3台ほど設置されています。
熱湯を注ぎ、ひたすら飲み続けるということをして日の出を待ちます。
睡眠におすすめな場所
さて、最後に睡眠におすすめな場所を紹介します。それがここ。ターミナルの、窓に向かって2階の最左翼にあるネオン街?です。
これ以外にも座席が多くあり、静かでかつ、座席が広く使えます。
ネオンがうっとうしいですが、東南アジア的な雰囲気も楽しめつつ、快眠ができます。
まとめ
意外と安全、という印象です。しっかりとリュックやスーツケースには鍵をして眠りにつきましょう。