東工大海外旅行研究所
☑この記事でスイス・ツークの観光の様子が分かります

スイス・ツーク
チューリッヒの南に鉄道で30分ほどゆられるとツークたる街に到着します。ツークは大都市チューリッヒの衛星都市として発展を遂げているそうです。
チューリッヒ近郊の街でありながら、湖畔からリギの山脈を眺められたり、教会があったりと、歩いていて非常に魅力的な街と言えます。
今回は筆者が列車の乗り継ぎで訪れたツーク駅周辺の散策記です。
市街地を散策

ツークはツーク駅を中心として住宅街が広がっておりますが、駅前の道をまっすぐ進むと湖にぶつかるという好立地です。
また、湖畔には遊歩道が整備されているため、ツーク駅から湖畔を散歩してツーク港を目指すルートを選択します。
ツーク駅
ツーク駅から出発します。ツーク駅はチューリッヒから出た鉄道が2つの方向に分岐する駅であり、ホームも二股に分かれている、という形です。日本で例えるならば、北山形駅や徳島県の池谷駅がそれにあたります。
2つの路線が分岐する扇形の中央部に駅舎があり、メインストリートが駅舎に刺さっている、そんなイメージです。

ツーク駅はモダン・スイスらしいガラス張りの素晴らしい駅舎です。吹き抜けがすごく、美術作品のごとく入り込んでおります。日本のような鬱陶しい混雑は見られず、スイスらしい優雅な感じを存分に味わえる、そんな素敵な駅であります。

駅前の教会
さて、駅前のストリートを進んでいくとかわいらしい教会に出会います。

スイスの教会は、過度な装飾が少なく、質素な感じと背後の山々の風景が重なり合う趣深い雰囲気を醸し出しております。
スイス旅行をする際には、そんな景色をただ見るだけで味が出てきますのでそういった意味では貧乏旅行勢にとっても追い風でしょう。

石造りである点もなかなか面白く素敵です。
"教会は正面から入るのではなく横から入る"この構造もスイスでは適用されているようです。
ツーク湖畔へ
さて、湖畔に行きます。

鶴?白鳥?の舞う町、ツーク。
ちょっと日本らしいオブジェが素敵です。ツーク湖の周辺には遊歩道やオブジェ、無料のトイレが並んでおり、スイスの文化意識の高さが伺えます。

鳥がよく飛来するようです。まだ三月上旬の冬の気候です。
鳥たちは必死に飛び、休憩を求めて湖畔の石にたどり着くのでしょうか。

このまま湖畔を歩いてツーク港を目指します。
それにしても背後の山々が美しいこと。スイスってやっぱりすごい。そして快晴。

どうしてもカメラを構えたくなりますが、この目でちゃんと味わわないと、と思いいたり、ぼーっと眺めること10分。
猪苗代湖に似ているとか、思い出したりしました。
ツーク港へ
さて、締めくくりはツーク港。現地語でZug Hafenといいます。ドイツ語でしょう。
波が穏やかなためか、港も穏やか。

広大な設備を持て余しているかのようです。
ツーク、観光客が少なくて穏やかで最高。