東工大海外旅行研究所
☑クアラルンプール国際空港のジャングルボードウォークのアクセス方法を解説

KLIAジャングルボードウォークとは?
クアラルンプール国際空港、通称KLIAには、ジャングルボードウォークと呼ばれる模擬熱帯雨林が空港の中にあります。東南アジアのハブ空港は近年空港内の娯楽施設に力を入れているようですが、クアラルンプール国際空港は熱帯雨林で勝負、とのことです。
出国審査を終えた後のエリアにあるため、なかなかアクセスするのが難しかったのですが、行ってみる価値あり。
今回は、ジャングルボードウォークのアクセス方法と様子をレポートします。
アクセス方法解説
第一ターミナル
ジャングルボードウォークの場所を確認します。

第一ターミナルのサテライトエリアにあります。
第一ターミナルはマレーシア航空などキャリア航空会社がよく利用するターミナルであります。サテライトエリアにあるため、スカイトレインやバスに乗っていく必要があります。
もしも搭乗ゲートがサテライトエリアでなければ、ジャングルボードウォークのためにスカイトレインに乗ったりバスに乗ったりする必要があるため、注意が必要ですね。

第一ターミナル駅から、

おしゃれなフードコートを抜けて、出国ロビーへ。

全体的におしゃれなデザインであり、チャンギ空港よりも筆者はこちらが好みであります。
出国審査
まずは、出国審査をパスします。日本人ならば優先レーンがあります。出国スタンプを押してほしい人は、非常に長い列に並ぶ必要があります。

出国審査を終えると、手荷物検査はなく、トランジットエリアになります。クアラルンプール国際空港はシンガポールのチャンギ空港と同様に、
①出国審査
②トランジットエリア
③手荷物検査
という流れになります。ジャングルボードウォークは②のトランジットエリアにあります。
サテライトエリアへ

ここから、サテライトエリアに向かいます。搭乗ゲートにCが入っているエリアになります。
通常であればスカイトレインがあるのですが、運休中のためバスで向かうことになりました。


到着
サテライトエリアの中央にジャングルボードウォークがあります。

空撮でもわかるとおり、中央部にジャングルボードウォークがあります。
ジャングルボードウォークに潜入
いよいよジャングルボードウォークに到着。人気はあまりないのか分かりませんが、筆者のほかに誰もいませんでした。

入り口と出口が分かれているようです。
ちょっと味気ないかも
ウッドデッキのような遊歩道からジャングルを観察します。

完成度は高いようにも見えますが、妙にこぎれいで"リアル感"はありません。新宿御苑などにある熱帯館などの方が面白いでしょう。ただこちらは入場無料です。
いっそ、チャンギのように商業施設と混交させた方が話題になったかもしれません。
滝
滝もあります。

ちょっと物足りないかもしれません。ただ、せかせかしている空港の中では時間がゆったりと流れている印象があり、休憩にはちょうどいいのかもしれません。
涼しげな出口
出口は涼し気です。

出口はすだれでした。筆者の眼鏡に激突し、傷がつきました。
結構充実している
一般に空港のサテライトエリアは飲食店や売店がほとんどないことが多いのですが、KLIAのサテライトエリアはかなり充実している印象です。
飲食店は少ないのですが、お土産屋や売店のバリエーションが豊富です。
空港ピアノもありました。
KLIAのちょっとローカルな感じも相まって、東南アジアのハブとして活躍してほしいものです。