東工大EXPRESS

【急行】東工大発世界の彼方行。

【クアラルンプール】白亜のイスラム様式 クアラルンプール駅に行ってみた 時代の栄枯盛衰を感じられる駅

 

東工大海外旅行研究所

☑クアラルンプール駅のすばらしさを実感できます!

クアラルンプール駅 マレーシア

クアラルンプール駅とは

今回は、マレーシア・クアラルンプール駅の様子をお届けします。現在のKLセントラル駅、クアラルンプール中央駅の開業前まではマレーシアを代表する駅として親しまれていました。

インド・イスラム様式の優雅な建物が有名で、植民地時代にイギリス人による設計だそうです。開業は1886年と東京駅よりも古く、日本の鉄道は1872年の開業なので、かなりの古参駅と言えます。現在の駅舎は1910年に完成したそうで、こちらも東京駅駅舎よりも古いのです。

栄枯盛衰

そんなクアラルンプール駅ですが、2001年に約1.5km南にクアラルンプール中央駅が開業したのに伴い、特急列車も通過するような寂しい駅と化してしまいました。

現在は、約75分間隔のKTMコミューター(いわゆる国電)2路線が発着するほか、特急列車も停車するようになったそうです。

そんな時代の流れを感じられるクアラルンプール駅を訪れてきました。

美しいホーム

さて、私はKTMコミューターと呼ばれる国鉄通勤電車でクアラルンプール駅に降り立ちました。

クアラルンプール駅 屋根がきれい

1~4番線まで、3面4線の駅です。降り立って感じるのは、悠久を感じさせるほど威厳のあるホームの広さや屋根の美しさです。

灼熱の太陽の一部を取り込め明るい雰囲気を出そうとしている屋根や黄色みがある壁面など。

ヨーロッパの中央駅を彷彿とさせる要素もあり、この駅から始発の長距離列車に乗りたい、と心から思います。

クアラルンプール中央駅

汚い通路

そんな中央駅ですが至る所から手入れが行き届いていない印象を受けてしまいます。

例えば、地下道。

クアラルンプール駅の地下道鉄格子が物々しい様子を出しています。

壁が剥がれ落ち、配管が見えるなど、淋しさや痛みを覚えてしまいます。

改札口へ

クアラルンプール駅 改札口

さて、そんなクアラルンプール駅ですが改札口や待合室はしっかりとしているようです。特に、改札を越えたところにあるマレーシアの国旗には国家としての威厳を体現してるようで関心が持てます。

クアラルンプール駅

この黄色の壁面はベトナム統一鉄道のハノイ駅を思い出します。

やっぱりきたない

待合室はきれいなものの、やはり駅舎を見ようと外に出た瞬間、廃墟と化している部分に出くわしてしまいました。

クアラルンプール駅 廃墟

照明をなくし、壁がはがれ、瓦礫が散らばっている、そんなエリアをまじまじと見させられました。電車の窓から見る、京成電鉄の博物館動物園駅を私は思い出しました。

駅舎と対面

ようやく駅舎と対面です。一部工事をしているようで全容は把握できなかったものの、なかなか味のある駅舎を味わえます。

クアラルンプール駅 駅舎

白亜の駅というのをイメージしていたのですが、本当はクリーム色のようでした。インド・イスラム様式というそうです。

駅前はすぐ道路でロータリーなどの概念はないため、地下道を渡って対岸からの写真です。

空撮

ちなみに、空からの写真がこちら。(ホテルの35階の客室から撮影)

クアラルンプール駅 空撮

玉ねぎの丸っこさを存分にアクセントとして活用し、溶け込んでいる、そんな素晴らしい駅舎です。

国鉄本社

ちなみにマレー国鉄本社もクアラルンプール駅前にあります。

マレー鉄道本社

こちらも味のある素晴らしい建物です。

地下鉄の乗り換えも可能

なお、クアラルンプール駅は近隣にある地下鉄駅との乗り換えも可能です。イメージとしては東京駅と大手町駅の関係です。

連絡通路を通って地下鉄駅まで行ってみましょう。

クアラルンプール駅 ホームの端まで行く

まずは再度改札を通ります。そして、ホームの一番端へ。巨大な階段が現れます。

日本の地下鉄では許されていませんが、同一駅の別の改札を通って通り抜けする行為が許されているようです。入場券という概念がないと言えますね。

クアラルンプール駅 連絡改札

階段を上ると近代的な改札が現れます。そう、連絡改札です。廃墟と思しき先ほどのエリアとは異なり、最新鋭の高架駅そのものです。時代が変わっても、忘れられずにケアされているのですね。