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【急行】東工大発世界の彼方行。

【名鉄完乗】旅行記④ 名鉄フリーパス2日間で全線乗車 名鉄広見線・各務原線・竹鼻線・羽島線 サングラス大仏を見学

 

東工大海外旅行研究所

☑名鉄完乗その④ 岐阜県の盲腸線を攻略。個性豊かな支線群たちを制覇。

名鉄犬山線 布袋駅

名鉄フリーきっぷ

名鉄には2日間乗車が可能なフリーきっぷが3200円で売られています。今回は、そんな名鉄フリーきっぷを最大限使い込んで、名鉄に全線乗車しよう、という企画です。

名鉄 全線乗車 経路

一日目午前…赤色 一日目午後…橙色

二日目午前…青色 二日目午後…水色

※瀬戸線・小牧線・名古屋本線の一部はすでに乗車しているので除外

 

前回までの旅行記

tokyotech-express.com

 

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二日目は、路線図の青色区間を攻めていきます。

旅のルール

・できるだけ観光をしていく

・寝ない

・明るい時間にのみ乗車する

 

名古屋→御嵩

①名古屋発5:47急行犬山行→布袋

伏見にあるホテルを5:20に出発。靴下を1足分しか持ってきておらず裸足にスニーカーでの出発で幸先が悪いのですが、さすがは名駅、靴下を売っています。1000円をはたいて2足分購入。犬山行きの始発列車に乗車します。

名鉄犬山線は大変列車本数が多く、普通・準急のみしか停車しない駅でも最低毎時4本は確保されています。

栄生・上小田井・西春と近郊の駅をゆっくりと停車して急行らしからぬ速度で北上。名古屋で夜を明かして始発で帰宅する人も多く、疲労感漂う薄暗い車内です。

岩倉あたりから速度を増して、布袋6:06着。

布袋駅 高架

■観光7 サングラス大仏

布袋で降りたのは、サングラス大仏を見学するためです。高架の布袋駅から線路沿いに歩いていくと、墓地に出くわします。墓地付近の道路から大仏が見えるのですが…

サングラス大仏 愛知県

このように大仏にサングラスがかかるという珍名所?として有名なのです。

近隣にお墓があり、墓を越えてみる大仏は少々不気味ですが、5分位眺めていられる不思議なスポットであります。

布袋の大仏 | 【公式】愛知県の観光サイトAichi Now

コンクリート製で奈良の大仏より高いそうですが、サングラス大仏のおかげで有名になったちょっとかわいそうな大仏でもあります。

ひまわり畑が途中にあり、夏らしさを感じられたのも印象的でした。

布袋 ひまわり畑

道端に咲く無名のひまわりたち、そんな風景は日本各地でみられるわけですが、「観光地化」されていない道端で見るひまわりのかわいさは格別だと思っています。

②布袋発6:42普通犬山行→犬山

さて、さらに北上します。布袋から先は江南、柏森、扶桑と人口密集地帯が続き多くの優等列車も各駅に停車します。

まだ6時ですが、犬山へ向かう学生が多く、だんだんと混雑してきます。犬山と名古屋の両方にアクセスする人が多いのは、上りも下りも需要があるということで鉄道会社にとっては良いメリットでしょう。6:54犬山着。

③犬山発6:56普通新可児行→新可児

ここからは広見線です。

2023年3月のダイヤ改正で広見線から犬山線に直通する列車は激減し、朝の上り列車のみとなりました。廃れ具合が半端ない広見線ですが、実際に乗客は少なく寂しい気持ちになります。

車窓はいたって普通の田園地帯ですが、ある程度の沿線人口はありそうで、可児から名古屋の直通列車の需要はありそうな気もします。可児までは15分間隔があります。

沿線は平たんな土地かと思いきや、山々が迫る区間もあり何も期待していない割には楽しい景色でした。

日本ライン今渡駅

日本ライン今渡たる変な駅名を通り過ぎると、いよいよ可児の街が近づいてきます。新可児着、7:45。

④新可児発7:50普通御嵩行→御嵩

新可児駅

新可児駅に到着です。JRの駅の横に位置しており、豊川=豊川稲荷と状況は似ています。スイッチバックする構造となっており、御嵩方面はICカードが使えないため、中間改札があります。昨日の吉良吉田と同じ構造です。

新可児駅 中間改札

頭端式ホームの1番線だけが中間改札によって独立させられた構造になっていております。御嵩方面に改札を4つも用意しているは大盤振る舞いな気がしますが、朝夕は通学生で混雑するのでしょうか。

ここから先は平たんな車窓が続きます。

名鉄広見線の車窓

途中の御嵩口駅や終着の御嵩駅付近にはかなりまとまった集落があり、活気があります。たった11分で終着、御嵩駅に到着。7:30。

御嵩駅 ホーム

一面一線の簡素な駅で自動改札もありません。「きっぷうりば」と称した自販機があるのみです。ホームには小さな花壇もあり、地元に愛されている(廃線回避狙いか?)気もします。

御嵩駅 駅舎

色褪せかかった三角屋根が特徴の駅舎ですが、自販機の色も茶色に染めてあり、歴史的な街たることを印象付けます。

中山道、御嵩宿のあった町なのです。駅前広場はしっかりと整備され小さな観光案内所「みたまちちゃや」もありました。

名鉄広見線

わずか4分で折り返し。

御嵩→岐阜

⑤御嵩発7:34普通新可児行→新可児

折り返しをします。学生が何人か載っているようですがガラガラ。夏休みなのでしょう。7:45着。

⑥新可児発7:50普通鳴海行→犬山

広見線では大変珍しい、朝上り限定の本線直通列車です。犬山から急行になります。犬山で下車。8:10着。

⑦犬山発8:19急行新鵜沼行→新鵜沼

さて、犬山→新鵜沼の区間です。左手に犬山城を眺め、雄大な木曽川を渡ります。日本ラインと呼ばれており、名前の由来はドイツのライン川。本物に似ているかどうかはさておき、非常に「青い」川という印象です。

犬山城は訪れたことがあるので立ち寄りません。

新鵜沼駅 駅舎

新鵜沼8:24着。

⑧新鵜沼発8:27普通岐阜行→三柿野

さて、ここからは本格的な各務原線の旅。

新鵜沼駅 時刻表

ダイヤ改正で列車の本数が激減し、日中は毎時2本となってしまった区間です。

また、各務原線の新鵜沼⇔名鉄岐阜間は全列車が普通列車という閑散ぶりです。

 

■名鉄減便ダイヤ改正の概要

名鉄18日ダイヤ改定 岐阜方面、減便・直通廃止目立つ - 日本経済新聞

 

この区間は駅が詰まっており、六軒や二十軒など建物の数を駅名にするなどの単純ぶりです。ただ、現在は六軒どころか至る所に住宅が見える住宅街にまで発展しましたが、乗客数はいまいちのようです。

三柿野8:38着。

⑨三柿野発9:00普通岐阜行→名鉄岐阜

三柿野で降りたのは自衛隊基地を見たかったから。

三柿野駅 構内図

二面三線で折り返し施設もある立派な駅ですが、駅のすぐ南には自衛隊基地という面白い駅となっています。

三柿野駅 踏切

駅出て横の踏切ですが、物々しい雰囲気となっています。また、自衛隊の反対側には川崎重工の工場まであります。

南に自衛隊、北に川崎重工という重要地区であります。

三柿野駅の様子

岐阜航空自衛隊基地

警備員が多く監視されているという雰囲気はありませんが、ちょっと背筋が伸びる駅であり、地元住民も使いにくいのでは、と勝手に想像します。

名鉄に乗って、岐阜へ。

名鉄各務原線 車窓

岐阜が近づくにつれて高架になっていきます。

そしてようやく、岐阜着。9:22。

岐阜駅名鉄

岐阜→新羽島

3分で岐阜を去りここからは、竹鼻線、羽島線を攻略します。

⑩名鉄岐阜発9:25普通須ヶ口行→笠松

幹線クラスの名古屋本線の普通列車でちょっとだけ南下して笠松へ。9:32着。この区間は2025年現在では、普通4本、特急空港行2本、快特豊橋行2本の構成です。

⑪笠松発9:36普通新羽島行→新羽島

名鉄竹鼻線・羽島線をまとめて乗車します。両路線は、竹鼻線の一部廃線を受けて、一体となっているように見えています。

いわゆるネットダイヤであり、途中駅の交換可能駅すべてで列車交換をしていることから、これ以上列車本数を増やせない、という路線です。

不破一色駅

特別にみどころがあるわけではないですが、不破一色はいい駅名だと思います。

15分間隔という名鉄の支線にしては、高密度運行でありますが、乗客はまばらです。21時以降は30分間隔に減便されたようです。

名鉄 新羽島駅

終着、新羽島。10:01着。5分で折り返し。

新羽島→玉ノ井

新羽島駅

新羽島の駅前です。意外と岐阜羽島駅に近くて驚き。

⑫新羽島発10:06普通笠松行→笠松

折り返します。折り返し区間では睡眠をして体力を稼ぎます。10:29着。

笠松駅 駅舎

名鉄のジャンクション駅にしては少々平べったい駅です。

⑬笠松発10:37特急中部国際空港行→名鉄一宮

ここからは一宮へ。尾西線の盲腸線区間を潰します。

名鉄 特別車

名鉄フリーパスの特徴として、10:00~16:00は特別車に乗り放題、という特典がありました。現在は廃止です。

名鉄の一日乗車券 昼間の「特別車乗り放題」廃止へ ミューチケット購入必須に | 乗りものニュース

写真のように日中の特別車は閑散としているため、一部区間のみの乗車とはいえ良い思い出でした。10:44着。わずか7分。

⑭名鉄一宮発10:57普通玉ノ井行→玉ノ井

名鉄尾西線の末端区間へ。

尾張一宮駅

名鉄一宮の巨大な改札に出くわし、ようやく都会部に戻ってきた実感が湧きますがここからは影の薄い路線潰しに入ります。まずは、尾西線の玉ノ井へ。

30分間隔でどの列車も線内完結するという単純なダイヤです。

珍しいのが、隣の西一宮駅までは高架であるという点。こんな本数の少ないローカル線が高架なのは面白いですが、コンクリートは廃れており、悲しい気持ちになります。

そんなこんなで終着、玉ノ井。11:06着。わずか9分。

玉ノ井駅

車止めの棒が独特で終着駅の旅情といったところでしょうか。

廻には住宅が多く人口は多そうですが、「棒」のおかげで良い旅情を出しております。

玉ノ井駅

というわけで今回はここまで。次は、津島→弥富→名古屋→セントレアを目指します。