東工大海外旅行研究所
☑名鉄完乗その⑥ 空港線・築港線で名鉄全線乗車

名鉄全線乗車2日目 完結編
名鉄フリーパスを片手に全線乗車をしています。経路は以下の通り。

現在いるのは、水色の経路上の常滑駅。
ここから、常滑→セントレア→大江→東名古屋港の経路で全線乗車をフィニッシュさせます。
旅のルール
・景色を見るため日中のみの移動
・新規乗車区間では睡眠しない
・できるだけ"観光"をする
常滑→中部国際空港
①常滑発16:02特急中部国際空港行→中部国際空港
名鉄空港線に侵入します。途中駅、りんくう常滑を過ぎると、関空の「りんくうタウン」かのごとく海岸部に突入します。
途中駅、りんくう常滑は準急のみの停車で、日中は毎時2本のみの停車という閑散ぶりです。大阪のりんくうタウンの発展ぶりに比べると、かなり静かな駅であります。
京成の成田湯川の規模でしょうか。

さて、だんだんと海に突き出してきます。

ちょっとだけ晴れたきれいな空、一時間前までは豪雨。
いよいよ、終着、中部国際空港。16:06着。
■観光12 中部国際空港
成田・羽田ユーザーからしてみるとことごとく縁がない中部国際空港ですが、小牧空港の代替として、国際線も国内線もにぎわっております。

終着駅として堂々と構えるセントレア駅。巨大なホームドアのような仕切りがあり、乗車ホームと列車の扉には仕切りがあるイメージです。
セントレアは羽田成田に比べると小柄ながら、洗練とされた雰囲気で適度なローカル感があって心地よい場所でした。

雨上がりのセントレア。本物の水色に触れたような美しさを感じます。

セントレアの展望デッキは、羽田成田以上に広く子供も遊びやすそうな優しさを感じます。こざっぱりとしたウッドデッキは忘れがたい光景です。

1600円のひつまぶしを購入。今日はろくに食事をとっていません。

楽しかったセントレア、この後ストリートピアノを弾いて去ります。
中部国際空港→東名古屋港
残すは、築港線のみとなります。まずは始発駅の大江へ。
②中部国際空港発17:14特急岐阜行→太田川
大江に向かいますが、特急なので途中の太田川駅で下車します。
始発なので座れましたが、かなりの混雑です。セントレアは名古屋の中心からは離れていますが、かなり活気があり大成功と言えそうです。
太田川駅着、17:34。東海市の中心駅で、東海駅に改名するかの騒動もありました。

ホームが2階建てになっているという特殊構造ですが、京急の蒲田、京成の青砥、京王の調布とはことなり、3階部分がちょこんと乗っかっているだけで大部分の列車は2階で発着します。
■3階部分は、「河和線の上りのみ」
■2階部分は、「常滑線系統の上下線」「河和線の下り」
という複雑さです。

つまり、太田川で上り列車を待つ際には、2階か3階どちらかの発車ということで入念に確認する必要があります。
③太田川発17:40急行新鵜沼行→大江
さて、この列車は、河和線から来るので3階に移動します。大江までは7分の道のあり。17:47着。

大江駅は近隣に化学工場を構え会社員が非常に多く、大混雑です。大江駅に到着した築港線の列車も鶴見線のごとく混雑しています。
④大江発17:50普通東名古屋港行→東名古屋港
いよいよ最後の列車です。この区間は日中に列車が一本も走りません。

日中に列車が走らないことで有名なのは、「鶴見線大川支線」「名鉄築港線」「和田岬線」が有名ですが、名鉄築港線は、おおよそ15分間隔で列車が往復しているので、乗車難易度は低いでしょう。

大江駅は鉄道技術研修センターなど面白い施設も集積してるそうです。

研修センターの簡易駅が見えます。
そうこうしているうちに到着。17:53着。

名鉄完乗。タブレットを見届けます。

さて筆者は「ダイヤモンドクロス」を見学しに、小走りで逆走します。300mほど歩くと、現場に到着。


これがダイヤモンドクロス。殺風景なのが印象深く、「最果て感」もあります。
列車が通り過ぎるのを目撃して完了。
名鉄完全乗車
名鉄に完全乗車しました。最後に築港線を選んだのは正解でした。最果て感と言い、殺風景感といい、感慨に更ける要素がすべてそろっていました。
東名古屋港駅は16分で折り返します。
⑤東名古屋港発18:09普通大江行→大江
大江着、17:53。
⑥大江発18:12急行新鵜沼行→下小田井
下小田井着、18:36。
⑦下小田井発18:45普通豊田市行→伏見
伏見着、18:57。
⑧伏見発18:59普通藤が丘行→栄
栄着、19:01。オアシス21で旅を締めます。
