東工大海外旅行研究所
☑滝の街、ラウターブルンネンを散策してみた

滝が流れる街・ラウターブルンネン
近頃、インスタを賑わせているスイスの風景の一つに、「ラウターブルンネン」があります。緑豊かな丘の奥に巨大な滝が流れ落ちる映像が世界中の人の心に刺さっているようです。
それがシュタウプバッハファルたる滝です。
崖の上から水が豪快に流れ出るさまは圧巻であり、落差は300mにも及び、滝の水は落下する過程で霧と化して消え失せてしまうそうです。シュタウプバッハファルの「シュタウプ」とは、霧を意味するそう。
ラウターブルンネンは、スイスの中央部、ベルン州に位置しており、インターラーケンから鉄道で30~40分程度でアクセス可能な立地であります。
インスタの写真や動画には加工が溢れており、過度な期待をしてがっかり、そんなことにならないように、現地に行ってレポートしてきました。
ラウターブルンネン駅
ラウターブルンネンへの玄関口は鉄道駅です。

時刻表を見ればわかる通り、意外と列車の本数は多く、30分間隔でインターラーケン行の列車が出ています。

朝9時のラウターブルンネン駅です。
筆者が訪れたのは三月であり、まだ寒々としております。9時とはいえ、太陽の光は谷にはなかなか差し込まず、旅の始まりは薄暗いようです。
ちなみに、インターラーケンからラウターブルンネンの車窓も素晴らしく、こちらの記事でまとめております。
駅から滝が見えない
さて、意気揚々と滝を見に行こうとした筆者ですが、あろうことか滝が見えません。
3月のシュタウプバッハファルは凍っているのです。

滝の麓です。凍っているのが確認できますね…

本来であれば、豪快な滝が姿を見せてくれるはずでした。
滝を見るためにわざわざ日本から来たといっても過言ではなく、悲しい限りであり、観光案内所で真相を確認します。

結論、昼になれば滝が出現する、とのことでした。太陽に照らされると、ある程度の水量は期待できるそうです。
さらにはシュタウプバッハファルのビューポイントの地図までいただけました。それでは、14時ごろに再訪しましょう。
滝がついに現れる
滝がついに現れました!
14時30分、ラウターブルンネンを一度離れて舞い戻ってきた形です。

おおーー。圧巻。首が痛くなるほど高い位置からの噴射です。
少々残念なことに、太陽光がかなり差し込んできており、肉眼で滝を見るのが大変というぜいたくな悩みも、この感動に付随しております。
ビューポイントへ

さて、次にビューポイントに移動してみます。ビューポイントは、上の衛星画像の赤色で囲まれた場所になり、グーグルマップでも「ビューポイント」と明記されているので、わかりやすいでしょう。
https://maps.app.goo.gl/5LjJVAajjgvowRQj6
このビューポイント、教会とセットで滝を見られるのが、ポイントのようです。

ちょっと光が強すぎて、教会が薄暗くなってしまいましたが、それでも大変、美しい構図であります。
光が谷を越えてラウターブルンネンの集落に差し込んでいる様子が画像からわかると思います。本当に美しい場所と言えます。

ちなみに、こんな風にスイスの国旗とセットで滝を鑑賞することも可能。
沢山移動して、自分自身のビューポイントを見つけられるといいですね。
撮り鉄もできる

谷の向かい側には、登山鉄道が走っています。ラウターブルンネンから次の街、ウェンゲンを結ぶ鉄道です。
ウェンゲンはラウターブルンネンの谷の側面に位置しているような街で、この街もセットで訪れると良さそうです。
谷の壁面をへばりつくように走る鉄道には何だか感動してしまします。
小川もある
さて、そんなラウターブルンネンですが、滝以外にも小さなみどころがたくさんあります。
それが、小川です。

街の中を流れる小川の横にある遊歩道を平すら歩くと、何とも贅沢な風景に出会います。スイスのいいところは、絶景となる構図を自分自身で見つけられるところにあります。素敵な角度で自然を切り取り、自分のものにできるという贅沢さがたまりません。
スイスの伝統的な木造の橋もかかっており、スイスの素朴な一面も感じられるのです。
レストランが高い
ちなみに、ラウターブルンネンには、手ごろな価格で楽しめるレストランというものが少なく、1人5000円程度かかるレストランが大半です。
スイスを網羅するスーパー、COOPならば駅前に存在するので、貧乏旅行を国是とする筆者でも一日過ごすことができました。
COOPは庶民の味方です
やっぱり夏に行きたい
それでも筆者が思うのが、やっぱり夏に行きたいということ。ラウターブルンネンの激しい水量は雪解けが始める6月でないと味わえません。6月以降にまた訪れなければ気がすまなくなってしまいます。いつかの再訪を願っています。