東工大海外旅行研究所
☑日本人が国際学生証を発行する意味なし。

国際学生証とは
国際学生証、通称ISICは世界で唯一認められる国際身分証と自称しています。1953年からの歴史がありますが、
・語学コンテンツ
・レストランの割引
・施設など入場料の割引
・航空券の割引(カタール航空)
などのメリットがあります。
ISICJAPAN | 世界中、まるごと学割!ISIC JAPAN公式Webサイト
ヨーロッパではなじみがある
ヨーロッパやアメリカでは割と馴染みのある学生証なのですが、日本をはじめ東アジア圏ではあまり知名度がありません。
ヨーロッパ旅行をする際に、学生料金で美術館のチケットを購入する際、現地で有効な学生証を見せろということが書かれています。
日本の学生証で代替できることがほとんど
そんなとき、日本の学生証で代替できることが多かった印象です。
自分の学生証に、しっかりと「Institiute」や「Collage」「University」など英語が書かれていれば問題ありません。
国際学生証に意味なし
残念なことに、留学などをしていない日本人学生がヨーロッパ旅行の為に国際学生証を発行する必要はないと言えます。
今回は、国際学生証を発行する意味や必要性について考えていきます。
登録料が年2200円
国際学生証は何ということか、発行手数料が2200円取られ、有効期限は一年間です。つまり、1年間で2200円分、得をできればいいわけです。
美術館・博物館系で元は取れるのか

まずは、国際学生証活用の代表格、美術館や博物館などの施設ですが、こちらで2200円の元を取るのは難しい印象です。
日本の学生証を見せれば解決するからです。
ローマのコロッセオ、エジプトのピラミッド、バチカン美術館、アムステルダムゴッホ美術館など、すべて東工大の学生証でパスできました。

航空券の割引で元は取れるのか
ほかにも、ターキッシュ航空やカタール航空、エミレーツ航空、シンガポール空港の学割運賃で割引できるということがあります。結論、こちらも難しいと言えます。
理由として、旅行代理店を介さない、航空会社ホームページでの予約になるからです。
そもそも超高い航空運賃の10~20%が割引されたところで、もっと安い航空券が別に見つかるはずです。
日本で元は取れるのか
これはもっと難しいです。そもそも対象となる施設が少なすぎます。せいぜいTOEICの5パーセント割引(大学生協の割引を使えばいいだけですが)位だと思われます。
↓日本国内の対象施設
まとめ
ということで、国際学生証が使えないという話をしてまいりました。
ヨーロッパに留学した友人だと、ヨーロッパ内のコンテンツが割引になることが多く得できるそうですが、日本だとまだまだといった感じです。参考までに。