東工大海外旅行研究所
☑この記事ではインドのアライバルビザの取得方法について写真付きで解説します。
アライバルビザ(VOA)とは
今回扱うのは、インドのアライバルビザについて。アライバルビザとは事前申請をせずに空港でビザを取得できる制度のことです。
空港に到着してからビザを申請するのでなかなか複雑な手続きを経ました。手続きや要した時間を写真付きでふりかえっていきます。

インドには、研究・留学・視察・観光・登山など用途に応じてビザが17種類ほどある面白い国ですが、60日以内の商用、観光、会議、治療の場合には例外的に、現地でビザの取得が可能となっています。
①バンガロール、②デリー、③チェンナイ、④コルカタ、⑤ムンバイ、⑥ハイデラバードの空港のみでの発給になるため注意が必要です。
これがアライバルビザの制度であり、日本籍・韓国籍・アラブ首長国籍の3カ国のみに与えられた特権的制度のようです。

特例的扱いで手続きが難しい
そんなアライバルビザですが、3カ国にしか与えられていないためか、現地での手続きもなかなか独特で大変でした。
【写真付き】で現地での手続き方法を解説していきます!
①フォームを印刷&記入
まずは第一の難関の、VOAのフォームを入力して持参することです。現地で記入も可能だと思われますがかなり時間を取られるので日本で済ましておくことが安全です。
申請フォームのリンク
JALが公式で公表しているPDFファイルがこちらです。

こんな感じ。
ほかにも、インドの入国管理の公式サイトからもダウンロードが可能です。
公式サイトのリンク▶India Visa Online
公式サイトの申請用紙のリンク▶VOA_FORM.pdf
申請フォームの書き方
ここからは先ほどの申請フォームの書き方の例を紹介します。

パキスタンとの関係がよく問われます。インドパキスタンの長年にわたる緊張状態から、VOAではパキスタンと血縁関係がある場合、入国できません。
そのため、質問事項8はNO.と遠慮なく書く必要があります。
印刷して持参しましょう。
②空港に到着→入国カードを記入
さて、次も面倒な作業が待っています。入国カードの記入です。
入国審査場にカードあり
空港に到着したら入国審査エリアまで進みます。入国審査はインド人か否かで分かれており、インド人でない方の窓口付近にカードが置かれています。

こちらも同様、記入を進めていきましょう。
先ほどの申請用紙よりかは簡単に書けますが、日本の住所などややめんどくさい設問もあります。
VOA専用ゲートを探せ
次にVOA専用ゲートを探すミッションがあります。外国人用の入国ゲートは10~15個ほどあるのですが、どれも事前ビザ用です。

VOA専用ゲートは到着フロアから一番遠い端の2か所のみとなっていました。そのため、JALやANA、エアインディアなど日本との直行便を利用する方は日本人がVOA専用窓口に殺到する可能性があります。
筆者は中国東方航空だったためVOA専用ゲートには先着しましたが後から2~3組の日本人が並んでいました。
入国審査場付近には係員が何人かいるので、VOAの申請用紙を見せれば案内してくれるはずです。
③決済
VOA専用カウンターに入国カードや事前申請フォーム、パスポートを見せます。不備がないことが確認されると、別のカウンターに案内され、ここでクレジットカード決済をします。値段は2000₹、およそ3650円。(当時のレート)この2000₹という数字は、通常のビザと値段が変わらなかったため、あまりお得感はありません。

再度列に並ぶ
決済が終わると、再度入国審査の列に並びます。ようやく順番が来ると、ビザを意味するスタンプと入国スタンプが押下され晴れて入国となります。
要した時間は10分
入国カードの記入から決済完了し、入国するまでおよそ10分かかりました。ただし、これは列の先頭にいたことや日本人や韓国人がほとんど搭乗していない便を利用したことが理由です。
他者様のブログを拝見すると20~60分という結果になっていました。
VOAはお得なのか
ここでVOAは果たしてお得なのかという疑問が湧きます。
値段は変わらないし、現地で再度列に並ぶため、時間もかかってしまいます。筆者の意見としてVOAは避けるべきだと考えます。
特別なビザで説明が面倒くさい
理由として、特別なビザであり、現地で説明するのが面倒くさいからです。インドのホテルに宿泊する際などにビザの番号が聞かれる場合があります。
VOAではビザの番号を確認するすべがなかったため(筆者の経験)説明に大変苦労しました。
時間がかかる
他にも、空港の2つしかないカウンターに並ばなければならないことや、現地で決済をする面倒くささも孕んでおり、よっぽどの事情がない限りお勧めしません!