東工大海外旅行研究所
☑この記事では中国南方航空の機内の様子を扱っています。
- 中国南方航空って安全なの?
- チェックイン @羽田空港
- 【重要】中国南方航空の座席の広さ
- 【重要】中国南方航空の機内食は?
- 液晶モニター・ディスプレイ
- 中国南方航空のその他のサービス・アメニティー
- 広州で乗り継ぎ!
- 広州白雲→ロンドン線搭乗レビュー B787
- まとめ
中国南方航空って安全なの?
中国系の航空会社はとにかく安いことで有名ですよね。その中でもヨーロッパ方面での安さに定評があるのが、中国南方航空です。広州白雲空港という空港でパリやロンドン等へのアクセスが可能となっています。
しかし、安すぎるがゆえに、「治安がいいのか?」「定時運航をするのか?」「機内食はおいしいのか?」といった疑問が湧いてきます。

結論:安全で快適です!
筆者は2月に東京羽田→広州→ロンドンという旅程で、旅行をしましたが安全で快適なフライトを楽しめました。運賃は往復8.1万円です。安さゆえに機内食のクオリティーが低いなどの問題もありました。
この記事では、中国東方航空の様子をお届けしていきます。
チェックイン @羽田空港
まずはチェックインです。オンラインチェックインも一応可能なようですが、制度に不安があったので羽田空港でのチェックインをしました。

長蛇の列 @羽田空港
離陸2時間前にチェックインの列に並びましたが、かなりの混雑です。しかし、2~3時間前に並んでおけばチェックインが締め切られることにはならないはずなので、気長に待ちます。

意外にも回転が速く、40分ほどで手続きが完了しました。
搭乗ゲート 列に並ぶ
そのまま搭乗ゲートへ。第三ターミナルの出国審査を終えた目の前が搭乗ゲートで長く歩かされることはありませんでした。

欧米人も多い
ちなみに中国南方航空は欧米人も多く見られました。日本の観光を終え疲れ切ってきます。さすがにビジネス客はいませんでした。安いからなのでしょうか。
しっかりと列に並ぶ
中国人は割り込みをするなど、そういった批判がされることがありますが、割と民度は高くトラブルなく搭乗できました。
【重要】中国南方航空の座席の広さ
さて座席の広さですが、

【パスポート縦一枚分+3~5cm】の広さでした。
JAL国際線よりは狭いものの、中東系の豪華な航空会社に遜色ない広さであり快適に過ごせました。
値段がLCC並みに安いから座席も非常に狭い、というのは誤解です。
清潔な座席・機内
座席は比較的清潔ですが、ところどころシートにシミなどがありました。気になるほどのものはなく、筆者は満足です。3-3-3の配列でした。

【重要】中国南方航空の機内食は?
東京→広州の機内食は1度提供され、離陸からおよそ30~60分後になります。

「ポーク」を注文します。
味付けが中国よりでかなり違和感がありますが、普通に食べられました。味にこだわりがある人には厳しいかもしれません。
ハーゲンダッツ付き

かなり小さめではあるものの、うれしいハーゲンダッツ付きです。
ナッツ・ドライフルーツのお菓子付き
ナッツ類やドライフルーツが入ったお菓子もいただけます。

ドリンクサービス付き
もちろん、ドリンクもいただけます。また、希望すると水の入ったペットボトルをもらうことができます。

機内食の量は総じて多い?
見た目に反して、かなりのボリュームがある印象で、おなか一杯になりました。機内食ではコメの量が多く、見た目以上のインパクトがあります。
液晶モニター・ディスプレイ
続いて、座席に配置されるモニターについて。結論、画質は悪いが使える、という評価です。
今回はボーイングの古めの期待だったため画質が悪かったのですが、帰路は高画質のものでした。
日本語対応
日本語には対応しています。音楽や映画に、日系のものはほとんどなくあまり楽しめるものではありません。

ゲーム類が充実
「五目並べ」「中国チェス」「中国麻雀」などゲームは豊富です。特に筆者の場合、五目並べにはまりました。
フライトマップも充実
フライトマップも充実しています。

細部の地名まで書かれていたので、地理が好きな方であれば、地図をみて時間を潰すこともできそうです。
USB電源もあります

中国南方航空はしっかりと電源があります。LCCとの違いですね。
中国南方航空のその他のサービス・アメニティー
新聞
新聞が2~5部ほど機内中央部に置かれています。英語版の新聞もあり読んでみると意外と面白いですが、中国共産党を翼賛する内容です。

トイレ
普通に清潔です。またトイレの中にティッシュがあり鼻水・鼻血などの緊急時の対応にも一役買えます。

かなり清潔なトイレでした。
ゴミ箱やせっけん、ティッシュのサービスなども豊富です。


照明
東京羽田→広州白雲路線では完全消灯はしなかったものの、機内食を食べ終えた後はある程度機内は暗くなります。

ピンク色の時もあり、少々奇抜です。
アメニティー
東京→広州白雲に関してはポーチや膝かけなどのアメニティーのサービスはありませんでしたが、ヘッドフォンがありました。

かなり作り込まれており、そこそこ音の質も良かったです。

広州のビル群が見えてくると間もなく、広州です。
広州で乗り継ぎ!
広州で乗り継ぎをします。乗り継ぎカウンターに出向き、
パスポートや搭乗券の再チェック→セキュリティーチェック→搭乗ゲート
という流れです。
遅延が少ない中国南方航空
ここで気になるのが中国南方航空の遅延の情報ですが、個人的体感としてかなり遅延が少ないと考えています。
理由として、ゆとりを持ったダイヤ、を挙げます。欧州線では平均早着時間が30分、定時運航率は90%というデータがあります。(Trip.comでの調査)
軍事演習などで強制的に遅延する場合を除いて中国南方航空は遅延に関しては優秀だと感じています。
広州白雲→ロンドン線搭乗レビュー B787
ここからは広州からロンドン線の搭乗レビューです。ボーイング787で古めの機体でした。
アメニティーが豊富
中国南方航空・ポーチ
日本路線との違いとしてポーチのアメニティーがあることです。櫛やアイマスクなどが入っています。中東系のそれに比べると地味な見た目ですが、機能的ではありました。

見た目はかなり地味であります。
中国南方航空・ひざ掛け
ひざ掛けもついています。

機内食が2回分
さらに欧州便では機内食が2回分ありました。
離陸1時間後の機内食

じゃがいもがおいしかったです。一方で野菜には独特の味付けでこちらはそこまでおいしくはありませんでした。

果物が付いているのは大変うれしいです。
間食・サンドイッチ
間食としてサンドイッチが配られます。
ほかにも定期的な水を配ってくれるなど、客室乗務員のサービスにも素晴らしいものがあります。
到着2時間前の機内食
2回目の機内食です。


続いてはチーズ付の西洋風機内食です。こちらは中国特有の味付けはなく、かなりおいしくいただけました。
ソースなど個人で味付けできるように工夫がされているのも良いポイントでした。
USB電源・コンセントあり
USB電源はもちろんのこと、コンセントもついており長時間フライトを耐えるだけの力がありそうです。

コンセントについては全世界対応です。よくつくられていますね。

USB電源も電気をしっかりと供給されていました。
座席が広い
東京→広州白雲と同様に座席も広く、パスポート縦1枚分+5~7cmほどのスペースがあり、かなりゆとりがあります。

ロシア上空を飛べる
ロシア上空を飛べるため時間の短縮になるのもうれしいポイントです。

ロシアやカザフスタンの山々、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの素敵な車窓を味わえます。オーロラベルトの上は通りません。
まとめ
今回、羽田→広州→ロンドンのルートで中国南方航空のエコノミークラスに搭乗しました。実際に利用してみた感想をまとめると次の通りです。
良かった点
・航空券が非常に安い(ヨーロッパ往復が格安)
・座席の広さは一般的な国際線エコノミーと同程度
・機内モニター/USBなど基本設備
悪かった点
・日本語対応はあまり多くない
・中国語アナウンスが中心
・機内食の味付け
結論
中国南方航空は「評判が悪い」という声も見かけますが、実際に乗ってみると価格を考えれば十分満足できる航空会社でした。
特に
-
ヨーロッパまで安く行きたい人
-
多少の不便より価格重視の人
にはかなりおすすめです。一方で、
-
日本語サービスを重視する人
-
乗り継ぎの分かりやすさを重視する人
には日系や欧州系航空会社の方が安心かもしれません。
ただし航空券の価格差はかなり大きいことも多いため、コスト重視の海外旅行では中国南方航空は十分有力な選択肢と言えるでしょう。