東工大海外旅行研究所
☑大阪万博のルクセンブルクパビリオンの様子をお届けします。
ルクセンブルクパビリオン
今回は大阪万博のルクセンブルクパビリオンを紹介します。ルクセンブルクはヨーロッパの小国で目立った観光地もなく知名度は少ないのですが、経済的な基盤はしっかりとしており、パビリオンの作り込みは相当素晴らしいものがあります。
会場のコネクティングゾーンに位置しており、東ゲートから歩いて10分ほどです。
リング内付近に陣取っているのと、ドイツパビリオンに隣接しているため割と目立つ存在です。
スクリーンが3つ併設
さて、このルクセンブルクパビリオン、スクリーンが内部に3つもあり、それぞれ迫力満点のつくりとなっています。
ネットの上で映像を見る
とくに精巧かつ壮大なのが、③のルクセンブルクの自然を探究するエリア。ネットの上から横になって映像を楽しむという仕組みです。
このネットの上で映像を堪能します。
詳しく見ていきましょう。
みどころ①外観を楽しむ
さて映像の話をしましたが、外観も美しいです。
ルクセンブルクパビリオンはおよそ1時間待ちになっているようなので、並びながら気分を高揚させておきましょう。
外観はすべてルクセンブルクカラーに統一されております。また、スタッフの服装や帽子までルクセンブルクカラーに染めているほどの力の入れよう。
みどころ②一つ目のスクリーン
さて、一時間ほど待つと一つ目のスクリーンに突入します。一つ目のスクリーンの特徴は、ルクセンブルクの人々や概要です。
特別面白い演出はありませんが、人々の多く登場したり、生活を知れたりできるので、興味はそそられます。
2つ目の部屋へ
さて、一つ目のスクリーンの見学を終えると、2つ目の部屋に進みます。
ここではルクセンブルクの技術者の話を映像を使って聞けますがさほど面白くはありません。次に進みます。
みどころ③二つ目のスクリーン
さて、ここからが本番です。二つ目のスクリーンでは、ルクセンブルクのイノベーションを巨大な映像と仕掛けを使って楽しめます。
このボールに向かってエネルギーを注入するという仕組みです。
このボール自体もルクセンブルクカラーに染められており、国家としてのアイデンティティーを非常に感じられます。
テーマはドキドキ
ドキドキがテーマになっており、ルクセンブルクカラーで構成されたハートが至る所に現れます。
皆の力をパワーにしてアイデアを変革の原動力にしよう、という発想です。
ボタンを押すと、上部のミラーボールに反映されて変革していくという面白い演出です。
子供にもわかりやすい演出で、視覚的に訴えてくる様子が素晴らしいですね。
みどころ④最後のエリア
最後のエリアはハンモック的なシアターです。
ハンモックの上に寝っ転がってルクセンブルクの渓谷を楽しめます。この演出が最大のみどころです。
ただ映像を見させて満足させるというより、映像を楽しんでみてもらえるような創意工夫が至る所にあるのが素敵です。
ルクセンブルクの渓谷
ルクセンブルクの渓谷の映像を楽しめます。
ルクセンブルクは一人当たりGDPが異様に高いなど、そういった経済的な側面が強調されますが、実は自然豊かで中世の古城が残る美しい国家でもあります。
そういった新たな発見を後押ししてくれるのがパビリオンの演出です。
ボウリングもできる
映像エリアを見終えると、パビリオン自体は終了ですが、建物の中にボウリングができるエリアがあります。
ルクセンブルクの伝統であるそうです。
大人も遠慮せずに楽しめる雰囲気があるのでぜひ楽しんでみてください。
まとめ
ルクセンブルクパビリオンはなかなかクオリティーが高く、みどころ満載です。
ぜひ訪れてみてください。